北海道から4団体が参加
3.11受入全国協議会が発足して初めての「2012冬保養プログラム・ほよ〜ん相談会」が12月1日郡山総合福祉センター(郡山市)で、2日りょうぜん里山がっこう(伊達市霊山町)で開催された。1日は安全・安心・アクションin郡山(略称3aの会、野口時子代表〜倫太郎君のお母さん)、2日は「NPO法人りょうぜん里山がっこう」(関久雄事務局長)との共催。
相談会には、全国から20を超える受入れ団体が参加。北海道からは、むすびば・札幌協働福祉会・旭川サポートネットワーク・大沼駒ヶ岳ふるさとづくりセンターの4団体が参加した。
次々と相談者が押し寄せた郡山相談会
1日の郡山の相談会は、午後1時の開始と同時に各ブースとも相談者が途切れることなく押し寄せ、まだまだ人々が不安の中で生活していることを浮き彫りにした。私にとっては、夏休み前の相談会とまったく同じ光景の再現で何と表現していいのか、言葉が出なかった。
野口さんの「声をあげにくい郡山全体の空気のなかで、こんなに多くの人が集まるとは思わなかった」という言葉が印象的だった。
むすびばのブースには、24組の相談者が訪れた。地元郡山だけでなく、須賀川市、大玉村、福島市、会津若松市、そして隣県の那須塩原からも。相談内容は冬休みや春休み保養の相談だけでなく、避難移住の相談が少なくなかった。
郡山から会津若松に避難された方は、一時避難してそのままそこに移住ということを考えており、就職口もある避難・移住先を探していた。今年1月から都営住宅に避難した方は、子どもの咳がひどくなり、東京に住めないと判断。札幌への避難移住を相談された。いずれもまず母子で避難して夫が続くという順番。12月28日で県外避難者向け住宅支援打切りという動きから避難を急ぐ方もいらっしゃった。
受入れ先がないというダウン症のお子さんの保養相談があり、札幌協働福祉会に問い合わせたところ、冬休みキャンプの受入れOKとの返事をもらった。先方に連絡したが、来年夏に参加させていただきたいとのことだった。
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