その土嚢袋には、重さが書いてある。ほとんど2トン弱だ。また、線量も書いてある。4.3μsの文字を見つけた人が持ってきた線量計をかざすと何と同じ数値を示した。
伊達市は除染に力を入れている自治体で、原子力規制委員会の田中俊一委員長がかつてここで除染を先導した。この除染のために、今年度、市の予算と同じ240億円を使っているという。
除染が終わった家があれば、まだこれからという家もある。ホットスポットの見つかった小国小学校に今も子どもたちは通学している。放射能との終わりのないたたかいをしながら、人々が生活している汚染地の実情を多少なりとも知ることのできた貴重なスタディツアーだった。
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