2013年6月5日水曜日

松川浦(福島県相馬市)〜被災地支援活動報告(1)

札幌市の「さぽーとほっと基金」の助成金をいただいて
仮設住宅での健康促進事業
「健康棒楽々マッサージ」のワークショップを
実施するために、5月28日から福島に入った。

初日はフクイチの北側、
浜通りにある相馬市での活動のため
松川浦の観光ホテル喜楽荘に泊まった。

松川浦は中州に囲まれた奥行き5kmの入り江。
大小の島や岩が点在する風光明媚な風景は
「福島の松島」とも評され、
日本百景のひとつに数えられる。

春から夏にかけては潮干狩り。
東北唯一のアサリの産地でもある。

夏は海水浴。
通年で釣り客も多い。

海苔の養殖が盛んで
入り江内には数多くの竹竿が垂直に林立している。

ところが3.11大地震と原発事故で
潮干狩りも海水浴も
すべてがだめになってしまった。

もちろん海苔もいまは試験養殖が行われているだけ。
事故前は、水面一帯に養殖の竹竿が林立したというのに。

県下有数の観光地として旅館・ホテルも多いが、
閑古鳥が鳴いており、
宿泊するのは復興事業の工事関係者だけ。

かつては観光客でにぎわった福島県立自然公園「松川浦」

海苔養殖の竹竿は試験用

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