大槌町吉里吉里地区にも
最大24mの高さの津波が押し寄せた。
防潮堤を倒壊させ、
3階建ての建物を呑み込み、
広い範囲に甚大な被害を与えた。
今回初めて吉里吉里の仮設団地に入った。
朝のラジオ体操をする吉里吉里第2仮設団地の住民 |
浪板海岸と呼ばれるこの地域は
風光明媚な船越湾を望む観光名所でホテルや民宿がたくさんあった。
しかし、かつてない規模の津波により
多くのホテルや民宿が
水に浸かったり流されたりして
営業停止に追い込まれた。
今回は、ようやく営業を再開した民宿のひとつ、
「民宿藤原」に一泊した。
民宿の表示はこの1カ所だけ。目立たないが、料理はおいしい。 |
建てて4年で津波に襲われ、1階が全部水没した。
その後改修して、営業を再開したものの、
住宅建築が制限される「災害危険住宅区域」に
指定されたため、
2年以内に退去しなければならなくなった。
311のときは高台に避難して難を逃れた女将さん、
「2年で民宿をやめます」と残念そうに語った。
<追記>この日のお昼は「浜ラーメン」
お昼は地元で人気のレストラン「きりきり善兵衛」(浪板海岸) |
窓から見える松林と船越湾が素晴らしい |
人気の浜ラーメンは海産物がいっぱい |
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