2013年6月30日日曜日

北海道〜福島【野菜便】プロジェクトX 〜その11(終)〜

<お母さんたちからいただいたメッセージ>

◆北海道のお野菜は、
「味が濃くて美味しい」「かぶが甘い」等と
みなさんから嬉しい感想をいただきました。
私も感想を聞いて幸せな気持ちになりました。
ありがとうございます。(古積さん)


◆こんばんは
お疲れはいかがでしょうか?
再会を楽しみにしていた私達でしたが。
当然ですがあっという間の出来事でっっ何のお構いも出来ず…心残りばかりです。。
お話ししたいこともたくさんあったはずが、すっかり・・・。

でも元気なお顔が見れて本当に良かったです
北海道お野菜大好評
余分に頂いたお野菜も即日完売御礼です!!

新鮮さが全然違いました!
遠方のものが安心かと取り寄せると鮮度がおちますが
みなさんの心・のリレーで
ハイスピードでたどり着いたお野菜だったのでしょうね・・・

シャキシャキ、柔らかく、優しいお味の美味しいお野菜でした

感謝のメールがたくさん届いています
後でお届けしましょうね
・感謝・

この夏も子供達がお世話になります
私は…福島で就活です

娘のまあやは
まだ1年生。
心配事ばかりですが
本人の意志を尊重し決めました。

よろしくお願い致します

大変お疲れ様でした

繋がるすべてのみなさんに感謝しながら
みなさんの幸せを祈っています(大崎さん)

◆遥々、遠方までお疲れさまでした。
新鮮そのものの野菜達、皆本当に喜んでいました。
こんな新鮮な野菜は、ここ数年食べたことがないのです。
涙がでるほど嬉しかったです。
皆さんの心のこもった野菜達、大切にいただきます。

野菜を宅配便で送ってしまえば済むことですが、
(これだけでも大変ありがたい支援ですが)
わざわざ運んできて頂いて、
どれだけの労力を費やしているか、
考えただけでも大変なことです。

この度のご支援、心から感謝申し上げます。
無事に帰路につくことを願っています。(菅野さん/川俣町)




北海道〜福島【野菜便】プロジェクトX 〜その10〜

フェリーはキャンセル待ちだったが、
空きが出て、8時45分発の便に乗ることができた。

窓口の美しい女性が便宜を図ってくれて
二人ともドライバー専用個室を利用することができた。

16時、無事に苫小牧港に到着。
走破距離は1,000kmを超えた。

朝6時から受付開始のチケット売り場
八戸フェリーターミナル
最新鋭のシルバープリンセス号

北海道〜福島【野菜便】プロジェクトX 〜その9〜

「帰りのトラックが空っぽではもったいない!」

ということで、
保養受け入れ団体「こめらの森・南会津」の大西さんが
南会津町が誇る3蔵元を紹介してくれた。

そして、
北海道のみなさんに
南会津の美味しいお酒を
呑んでいただきたいと、
各蔵元から
純米大吟醸、純米吟醸、純米、大吟醸、吟醸、本醸造のうちで
「これは、おすすめ!」という5種類20本を仕入れることができた。

お酒を通じて、
北海道と福島の絆が
さらに広がっていくことを願って、
乾杯!




北海道〜福島【野菜便】プロジェクトX 〜その8〜

行く先々でいただいた差し入れの数々。

白河名物「南湖だんご」
お茶にコーヒー、ドリンクも、そして和菓子にチョコ菓子ときめ細やかな気遣いに感激!
おいしい「だんご」

北海道〜福島【野菜便】プロジェクトX 〜その7〜

那須塩原を出発したのは、16時50分。
帰りも八戸港フェリーターミナルだ。
那須塩原からはおよそ500km。

行く先々で差し入れをいただいたが、
藤田さん名指しの差し入れは
興奮剤(?)の入ったドリンク。
そこには「ふじちゃん!!気合いでがんばって」と書いてある。


7年前まで「トラック野郎」だった藤田さん。
釧路から八戸経由で陸路、大阪や新潟へと走った。

東北のこの道は何回も通ったところだ。
よく食べに行ったラーメン屋、
風呂に入ったガソリンスタンド、
なつかしい場所が次々と飛び込んでくる。

「トラック野郎」魂が蘇った藤田さん、
快調に飛ばし、
22時35分に八戸港に到着。
今夜はトラックの中で睡眠。
「おやすみなさい」



北海道〜福島【野菜便】プロジェクトX 〜その6〜

最後は、栃木県那須塩原市。
ここは矢板市、さくら市、塩谷町、日光市、宇都宮市と
栃木県北の広範囲な地域から注文をいただいた。

福島県外だが、ホットスポットも多く、
新鮮で安全な野菜のニーズが高い。

野菜の受け渡しは西那須野公民館駐車場。
「おもいっきり夏休み」に参加している
卓磨くんのお母さん、古積悦子さんが待っていてくれた。
「山の家」のネットワークは、熱い!
左から、那須塩原の瀧さん、塩屋町の大山さん、さくら市の古積さん

北海道〜福島【野菜便】プロジェクトX 〜その5〜

次は、二本松市のEarth Angels というお母さんグループ。
川俣町からは30分ほどのところだ。
予定より45分遅れの13時15分、到着。

代表の安斎さんは
「子ども被災者支援法」の取材で
北海道新聞の記者と会う約束の時間が迫っているとかで
急いで野菜を降ろして、すぐ退散。

さあ、次は白河市の大崎宅。
ご存知、真生(まお)くんと真采(まあや)ちゃんのお家。

二本松から白河まで国道4号を走って2時間の道程。
個人宅なので迷ったが、
お母さんの真理子さんと真采ちゃんが傘をさして迎えてくれた。
この頃から雨が降ってきた。
真采ちゃんは4月から1年生。
学校から帰ってきたところだった。

休んでアイスコーヒーでも飲んでいけと言われたが、
時間がないので、すぐに出発。
愛想がなくて、すいません。

今度はゆっくり来て、名物「白河ラーメン」を食べたいな!





北海道〜福島【野菜便】プロジェクトX 〜その4〜

次の目的地は中通りの川俣町。
hand to handという名の
子どもたちの健康を守るお母さんグループが待っている。

浜通りから中通りに抜けるためには
山を越えなければならない。
相馬市が、福島市ではなく
仙台の生活経済圏を構成しているのは
そうした理由があるからだ。

川俣町に行くのは
途中、避難指示地区となっている飯舘村を
通らなければならない。

除染が終わっているためか、
昨年は村のあちこちに見られたフレコンバッグは見当たらない。
しかし、車の中でも、線量計の数字が1μs/hを超えた。

途中、古宇田さんから電話。
すでに半分売れたとの報告と
次回は何日ですかって聞かれてますとのこと。

そして、私たちが荷下ろししたあと、
伊藤さん、羽根田さん、鈴木さんが来たが、
私たちに会えずに残念がっていたとのこと。

川俣町の二井町会館に着いたのは12時。
予定より30分遅れだ。

なんと会館で待っていてくれたのは、菅野美穂子さん。
この春休み、ゲストハウスに夫と3歳の爽ちゃんの3人で滞在した。
思いがけない出会いに藤田さんんも大喜び。

野菜を降ろした後、
お母さんたちが用意してくれた
本場のカレーライスをご馳走になった。

シートの上に広げられた北海道の野菜。しおれもせず、元気いっぱいの野菜たち。
hand to handのみなさんと昼食。そして、おみやげまでいただいた。

北海道〜福島【野菜便】プロジェクトX  〜その3〜

元「トラック野郎」の藤田さんの運転で
仙台までの300kmを休まず快走。

仙台東部道路から常磐道に入る。
岩沼市、いちご産地の亘理町、
そして山元町。
高速道路はここまで。

山元ICで国道6号に下り、
一路相馬市へ向かう。
福島に近づくと
持ってきた放射線量計の数値が少し上がってきた。

****
相馬のふるうた建築事務所に着いたのは10時25分。
4時間45分かかった。

待っていたのは、
昨年、札幌協働福祉会の相馬説明会に
協力してくれた古宇田さん。

古宇田さんは放射能測定所を設置すると同時に
お母さんたちのニーズに答えて
野菜の販売も行ってきた。

しかし、仕入れがうまく行かず
今年初めから休止状態だった。
今回、北海道の野菜で息を吹き返した訳だ。

「おもいっきり夏休み」に参加している
龍くんのお母さん、
佐久間ちあきさんも一緒に迎えてくれた。
(しまった!写真撮らなかった)

佐久間さんも相馬に住んでいるのだ。
「夏休み、よろしくお願いします」
「龍くんに夏休み、待ってるよと伝えてください」

10種類の野菜を数えて降ろし、
わずか15分で次の目的地へ。(続く)
古宇田さんが作った野菜即売会のちらし

          古宇田さんご夫妻





北海道〜福島【野菜便】プロジェクトX 〜その2〜

苫小牧西港に到着。
保冷車は電源車ではないので、
フェリーの中では冷蔵機能が働かない。

冷蔵できない時間を極力減らすために、
今回は短距離フェリーにし、
シルバーフェリーで青森県の八戸港に向かう。

出航は21時15分、到着は4時45分。
7時間30分の旅程だ。
乗船待機スペースに停まっていると、子牛を積んだトラックが隣に。
狭い荷台に詰め込まれて「モウモウたくさん」と泣いている。
6月26日、八戸港には定刻通り着いたが、
混んでいて船から出るのに
約1時間かかった。

天気は快晴。
八戸ICから八戸道に乗り、
三戸、二戸を過ぎて、
安代Jctで東北道に。

もうここは岩手県だ。
めざす福島県相馬市まで
岩手県と宮城県を通過しなければならない。

青森県内の高速道路は山間を走っていたが、岩手県に入ると景色が開けてきた。

北海道〜福島【野菜便】プロジェクトX 〜その1〜

安全でおいしい、
新鮮な北海道の野菜を
福島に届けたい!
その思いが遂に実現した!

6月25日、その第1便が
あいの里の札幌協働福祉会本部を
出発した。

今回、積んでいくのは
倉島牛乳(仁木町)の1ℓパック60本、
栗山町の國岡農園のお米320kg、
そして、恵庭の余湖農園の新鮮野菜64箱と越冬じゃがいも50kg。

運んでいくのは、
元トラック野郎の藤田さんと私。(続く)

8℃で冷蔵保存された朝採り野菜64箱を保冷車に積込む(余湖農園)
トラックいっぱいになるには、まだまだ余裕。今回は葉もの中心。
さあ、出発。

なつかしい田村市で目にしたもの

福島県田村市で札幌恊働福祉会は
3・11の年の6月から3か月間、
避難所となった旧春山小学校で
移送ボランティアをHOPとともに行った。

旧春山小学校には3月12日に避難指示が出された、
同じ田村市内の常葉地区と都路地区の住民が
100人近く避難していた。

私もそこで1週間、
移送のボランティアを行った。

6月20日、郡山から川内村へ行く途中、
田村市を通過した。
2年ぶりの旧春山小学校や船引(田村市の中心部)の町並み、
なつかしかった。

仮設住宅に移った避難所の人たちは
元気だろうかと思って車を走らせているうちに
常葉地区を過ぎ、都路地区に入って行った。

なんとなんと沿道に
汚染土が詰め込まれたフレコンバッグが
次から次へと目に入ってくる。

田村市都路地区
こんな車や人が通る道に
野ざらしで置いておいて大丈夫なのかと思って、
車を停めて近づくと
4.6μs/hと書かれた袋があった。

6月29日朝日新聞朝刊1面トップが
このニュースだった。

それによると、
田村市の除染作業が完了したが、
放射線量は目標の年間1ミリシーベルトに届かなかった。
23日に開かれた住民説明会で
住民から再除染が要望されたが、
政府はこれを拒否し、
被曝量の自己管理を提案されたという。
この国はいつから、おかしな国になってしまったのだろう。
国道288号線沿いはフレコンバッグが各所に並べられていた
フレコンバッグには表面の空間放射線量が書かれている

2013年6月27日木曜日

サクランボのビニールハウスがけ

23日、井内農園のサクランボのビニールハウスがけを行った。
これをしないと雨風で樹木が痛み、
おいしいサクランボの実ができない。

10棟を超えるビニールハウスが畑にできた。
隣近所の畑より遅れていたので、
これで一安心。
井内さん、藤田さんら4人でビニールを張る。予定より早く1日で終わった。
サクランボの実も色付き始めた

2013年6月18日火曜日

サクランボの実

昨日、今日と2日間にわたり、
井内農園のサクランボ畑で草刈り。

雪解けが遅かったので、
サクランボの生育も1〜2週間遅れていたが、
ようやく実を結び、
7月上旬にはおいしいサクランボが収穫できそうだ。

低い枝にたわわになったサクランボの実は
手作業で受粉させたもの。
高いところは、ミツバチが受粉させたもの。
高いところも、しっかりとした実をつけている。



はかないセミの命

山の家のエゾハルゼミ(蝦夷春蝉)の大合唱は
日が暮れても終わらない。

セミが地上で生きるのは、わずか7日間。
はかない命。
時を惜しんで泣いているのだろうか。

でも、セミが幼虫として
地下生活する期間は7年という。
短命どころか昆虫類でも上位に入る寿命の長さをもつ。

地中では、
樹液を吸って、何度も脱皮するのだという。
樹液は水みたいなものだから、
成長するのに7年もかかってしまう。

セミにとっては地下での7年が本当の人生。
地上は言ってみれば「あの世」か。

<写真>山の家ではセミはカラスの恰好の餌になっている。




2013年6月16日日曜日

本田歩さんのジュネーブ国際会議の報告


<ジュネーブでの世界会議に参加して>

汚染地に住む子どもたちへの配慮が少ないことを訴える

-----  割れんばかりの拍手をいただき、思いが届いたことを実感


本田 歩(いわき市・福島工業高等専門学校2年)

 5月19日から23日まで、国連主催の「防災に関する世界会議」がスイスのジュネーブで開かれ、福島県から私が代表として選ばれ、参加してきました。
 この世界会議に向けて、国際子ども支援NGOのセーブザチルドレンという団体が主催して、会議に提出する被災地からの提言書を作成する会議が仙台で開かれました。そこに私も参加し、宮城・岩手・福島の被災3県の子どもたちで、世界に訴えたいことを話し合い、意見をまとめました。その参加者の中から三名、国際会議に参加するメンバーを、投票で決めました。投票の結果、福島県からは私が参加することになりました。
スイス・ジュネーブの国際会議場

スピーチを発表する本田歩さん
17日に日本を出発し、18 、19日は世界中から来る子ども達とワークショップをしました。震災から2年間ずっと苦しんできた現状や私が改善して欲しいと思ってることなどをたくさん伝えてこようと思っていました。
 私に与えられたスピーチの時間は2分。自分の伝えたい想いを伝えきるのには難しい時間でしたが、周りのサポートの甲斐あって己の出せる120%の力でスピーチに臨むことができました。
 私は、福島県に住むこどもの健康が守られるように、学校は安全でなくてはならないという見方から聴衆に訴えました。
「チェルノブイリの事故時には、汚染の強い地域から教室ごと、先生とこどもたちが、年間を通して交代で保養にくることができるサナトリウムが建設、運営された一方で、福島県では汚染がまだ残る校舎で、子どもたちは授業をうけざるをえない状況にある。あまつさえ除染によって出た放射性廃棄物が校庭に埋まっている学校もある。」と例を挙げ、日本では汚染地域に住むこどもへの配慮がすくないことを述べてきました。
 世界中の人々に、福島県のこどもの健康を守ってもらうために行動をしていただきたい!!とスピーチを締めくくると、会場からは割れんばかりの拍手がまきおきりました。私がスピーチを終えると、私のスピーチに共感してくださった多くの方が、握手や記念写真を求めてきました。その時は本当に感動し、涙があふれそうになるほど胸が熱くなりました。
 自分の意見を誇りと自信をもって必死に発表すれば、少なくとも誰かしらには、まっすぐに思いが届く!そのことを実感した瞬間でもありました。ジュネーブでの国際会議での経験は、一生忘れられない貴重なものとなりました。
 今回の経験は、福島県民の健康を守ってもらうようにこれからも訴え続けようと思っている私に、勇気と、尽きることのない力を与えてくれたように思います。私の活動を生涯後押ししてくれるであろう経験をした、そう言っても過言ではないと考えています。
 原発事故発生から二年以上がたった今、福島県のこどもの健康を守るため保養などを継続して実施してくださる団体は減少してきたように思います。しかし、年月が経過したからと言って、汚染されてしまった土地に住むこどもの生活環境が向上したわけではありません。このことを日本に住む大勢の方々に知っていただきたいと強く思います。また、これを大変熟知しておられ、これからも保養活動を実施してくださる札幌協働福祉会のみなさまや、それを支援してくださっている方々にはとても感謝しております。
 私が今回の会議に出るのに欠かせなかった、「自分の思いを積極的に伝える」という気持ちは、きっと札幌協働福祉会の方々などとの暖かい触れ合いがなければ育まれなかったと思います。自分の考えや、思いをきちんと理解し、支援してくれる人々に触れてこそ、「自分もなにか出来るのではないか、行動しなくてはならない」と思えるのです。これからも自分にできることを惜しまずに、札幌協働福祉会さんのように行っていこうかと思っています。

甲状腺がんと「がんの疑い」合わせて27人に!

ほとんど報じられない福島の子どもの甲状腺がんの発症。
「放射能の影響」でなければ、なぜこんなに増えた?
ちなみに、311以前の発症率は20万人に1人(19歳以下)。

福島子ども調査:甲状腺がん12人に 2月より9人増

毎日新聞 2013年06月05日 07時18分
 東京電力福島第1原発事故による放射線の影響を調べている福島県の県民健康管理調査で、18歳以下で甲状腺がんの診断が「確定」した人が9人増え12人に、「がんの疑い」は15人になったことが4日、関係者への取材で分かった。
 これまで1次検査の結果が確定した約17万4000人の内訳。5日に福島市で開く検討委員会で報告される。検討委の2月までの調査報告では、がん確定は3人、疑いは7人だった。
 これまで調査主体の福島県立医大は、チェルノブイリ原発事故によるがんが見つかったのが、事故の4〜5年後以降だったとして「放射線の影響は考えられない」と説明している。(共同)

2013年6月13日木曜日

倫太朗クンのお母さんが報道ステーションに登場(6/13)

個人のツイッター上で、
市民団体や国会議員を中傷するなどの発言を繰り返した
復興庁の水野靖久参事官の更迭が
新聞・テレビでトップに報じられている。

今晩の報道ステーションでも
一番最初にこの問題が取り上げられた。

この事件にコメントを求められたのが
なんと野口倫太朗クンのお母さんの時子さん。

倫ちゃんは「おもいっきり夏休み」の人気者だが、
お母さんも市民団体「3aの会」の代表として
311以降、
放射能による健康被害から子どもたちの守るため、
学校給食のことや
安全な野菜の共同購入等に奮闘してきた。

支援法ができても、まったく前に進まない陰に
こんな官僚がいたとは!


キャスターの古館さんと水野参事官
コメントする野口時子さん

夏日、炎天下で援農

今日も快晴。
ゲストハウスの温度計は朝から25℃を超えた。

炎天下の援農に、
11日から夏キャンプのサポートに入っている、
学園通りアクティブの遠藤公成さんも参加。

感想を聞くと、
「果樹栽培の援農は初めてだったので
 新鮮でおもしろかった」。

今日は草刈り機でプルーンの木の根元の雑草を刈る
ぶどう畑もあっという間に雑草畑に!
やってもやっても農家の仕事は終わらない。
もう窓の外は夏の空
ウレシパポエムのキャンプで働く遠藤さん

2013年6月12日水曜日

山の家の野菜畑

山の家のまわりは、粘土質の固い土。
しかも、雑草が根を張り巡らしている。

最初は、ゲストハウス中庭に畑をつくろうとしたが、
あまりにも固いので、断念。

正面玄関の脇で何とか土を起こし、
ネギ苗と種芋を植えた。
果たして根付くか?

そばでは、汲み上げている地下水が
ホースの先から流れ出ている。
それを見て、辰田さん曰く
「水耕栽培ができるのではないか」。

日当りがよく、風のないゲストハウス中庭で土起こしを始めた辰田さん、
あまりにも土が固いので、さすがの辰田さんも断念(呆然と立ち尽くす辰田さん)
正面玄関横につくった畑で、井内農園からもらったネギ苗50本を植える

ネギ畑の手前はじゃがいも畑

夕焼け

連日、快晴が続く。


夏キャンプ始まる

昨日(6/11)から各事業所の夏キャンプが始まった。
第1陣はあいのさとサポートセンター。
夕食は今年初めての野外バーベキュー。
「山の家」の季節の到来だ。
「あいのさとサポートセンター」のユーザーさんが到着
1年ぶりに登場したテント
〜10日に池田さん・木村さん・井内さんがテントはりをしてくれました〜 
不夜城?

2013年6月11日火曜日

一気に夏、セミの大合唱


6月5日、
山の家のコンクリートブロックに
1匹のセミがとまっていた(写真)。

どうやら、エゾハルゼミ(蝦夷春蝉)のようだ。
夏も近づいているんだなと思っていたら、
次の日からセミの大合唱が始まった。

今日も北海道は夏日。
夕方6時過ぎても鳴き止まない。


エゾハルゼミは
北海道では多くの地域で生息する最もメジャーなセミ。
森林性で、森林や低山帯で無数の鳴き声が聞かれるが、
市街地で聞かれることはない。


この林の中からエゾハルゼミの大合唱が響いている

2013年6月10日月曜日

日立市に引っ越した相澤さん一家と再会

1昨日(6/8)は、夏休みに向けた
保養と避難の「いわき・茨城相談会」。
会場は福島県いわき市の小名浜公民館。

昨夏、ゲストハウスに滞在した相澤さんは
今年4月から夫の転勤で
相馬市から茨城県の日立市に引っ越した。

昨日は、日立市から1時間かけて
小学校2年生になった美佑(みゅう)ちゃん、
4歳の知宙(ともひろ)君、
そして、2歳になったばかりの尚宙(なおひろ)君を連れて、
相談会場まで会いに来てくれた。

なつかしい面々、
みんな元気そうだった。

とくに、尚宙君は
1歳になったばかりの去年の夏は
まだ歩けなかったのに
(山の家で歩けるようになった!)
携帯カメラの画像を見たがり、
自分が写っているのを見てニッコリ。
子どもの成長は早い。


2013年6月9日日曜日

依然高い!福島県中通りの二本松市の放射線量


今日は福島市と郡山市の中間地点にある、
中通りの二本松市で「避難・保養相談会」があった。

会場は二本松市福祉センター。
その裏山に「子どもの森」がある。
「子どもの森」入口で放射線量を図ったところ
0.97μs/h。

相談会に来られたお母さんたちからも
倉庫の物陰8μs,、雨どい10μsなどと
依然、線量が高いとの話しが多く聞かれた。

帰る時にJR相馬駅前広場の水飲み場で測ると
なんと1μsを超えるスポットがあり、びっくり。
一瞬、線量計が狂ったかと思った。

福祉センター裏の「子どもの森」で0.97μs/h

JR相馬駅前広場では1.03μs

2013年6月6日木曜日

週末はいわき市と二本松市で、避難保養相談会


夏休みに向けた保養相談会が
今月は4回あります。
もちろん避難移住の相談も。

今週末は、下記の通りです。
私は明日から福島に入ります。

8日の「いわきの子どもを守るネットワーク」は、
「おもいっきり夏休み」に参加している、
團野3兄弟のお母さんが代表をしています。

北海道から持ち込んだ野菜を
先着順にプレゼントします。


6月8日(土) 「いわき・茨城相談会」(14-18時開催)
       小名浜公民館(福島県いわき市小名浜愛宕上7-2)
       共催:いわきの子どもを守るネットワーク

6月9日(日) 「二本松相談会」(10-15時開催)
       二本松福祉センター(福島県二本松市亀谷1-5-1)
       共催:NPO Earth Angels

[問い合わせ]
主催/311受入全国協議会
070−6615−2989(早尾)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

【ブース参加予定団体】

札幌むすびば(北海道)
フクシマとつながる苫小牧(北海道)
夕張夢再生館(北海道)
福島からの農業者支援サークル(青森)=参加検討中
1000人で支える子ども保養プロジェクト(秋田)=参加検討中
支える薬剤師ネット(岩手)(9日)
りあすの森(宮城)(9日)
森の遊学舎/こめらの森・南会津(福島)
hand to hand project kawamata(福島)(9日)
りょうぜん里山がっこう(福島)
子どもたちの健康と未来を守るプロジェクト(東京)
保養ネット・よこはま(神奈川)
こどもの未来プロジェクト・伊豆(神奈川)
4月3日のひろば(山梨)
いのち・むすびば(山梨)
子どもたちを放射能から守る信州ネットワーク(長野)
子どもたちを放射能から守る信州ネットワーク・北信(長野)(9)
伊那谷親子リフレッシュプロジェクト(長野)(9)
3.11こども石川ねっと(石川)=参加検討中
KIプロジェクト(岐阜)(8)
日進まちづくりの会(愛知)(8)
ゴー!ゴー!ワクワクキャンプ(京都)
たかつき保養キャンプ・プロジェクト(大阪)
能勢農場林間学校(大阪)
宝塚保養キャンプ実行委員会(兵庫)
ささやま里ぐらしSTAY(兵庫)
さよなら原発ママパパ美作ネットワーク(岡山)
データベース「ほよ~ん相談会」
SAFLAN法律相談
児童メンタル相談ブース

2013年6月5日水曜日

松川浦その2〜被災地支援活動(2)

松川浦の入り江に面したホテル喜楽荘。
津波で1階が浸水し、
流された漁船が目の前の道路に打ち上げられた。

その後改修して、なんとか営業を再開したが、
観光客は一人も来ず、
宿泊するのは工事関係者だけ。

海産物をふんだんに使った夕食はおいしかった。

津波で1階が浸水した喜楽荘
ホテルの部屋の窓から見える松川浦
夕食は食べきれないほどのご馳走。これにアサリご飯とシジミのみそ汁がついた。