2014年6月10日火曜日
小樽モスバーガーの野菜の産地
郡山の方からの報告(今日の「子ども福島」のMLからの転載)
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先週は出張という名の保養で北海道に行ってまして、
小樽築港駅前のウイングベイ小樽で
事故後初めてモスバーガーを食べました。
モスバーガーは事故後から
堂々と地産地消を宣言してましたので、
東日本では今まで自重していました。
今回は北海道ということもあって
無防備に注文をしていましたが、
良く見たらカウンターに
食材の産地が記入されていました(写真)。
トマト:熊本県八代市
タマネギ:北海道美幌町
レタス:茨城県八千代町
「しまった」と思いましたが、
子どもが食べるわけではないからと
自分に言い聞かせ、
テンション下げながらテーブルに付きました。
それで食べながら具材をチェックしていると、
モスバーガーにレタスは入っていませんでした。
帰ってきて調べたら、
モスバーガーの具材とその産地は以下の通りでした。
http://menu.mos.co.jp/pdf/native.pdf
牛肉:オーストラリア、ニュージーランド
トマト、オニオン:国産
チーズ:ニュージーランド、オーストラリア、オランダ
ミートソースのオニオン:国産、ニュージーランド、アメリカ
〃 のトマト:ギリシャ、イタリア、中国
〃 の牛肉:オーストラリア、ニュージーランド
〃 の豚肉:チリ、カナダ、アメリカ
茨城県八千代町を航空機モニタリングで調べると、
平成23年10月の時点で1万Bq/m2以上が点在しています。
これは栃木県で言うところの高根沢町(宝積寺駅周辺)と同等の汚染地域です。
平成26年4月には高根沢町のコシアブラで240Bq/kg、
隣町の市貝町のコシアブラでも210Bq/kgが検出されています。
http://www.kyoto.coop/news_01/img/20140424-20140430.pdf
同じような汚染地域を長野県で探すと、
http://touten2010.exblog.jp/19881242
長野市で340Bq/kg、
軽井沢町で300Bq/kg、
中野市、野沢温泉村などの山菜が100Bq/kg超、
飯綱町、高山村、木島平村で50Bq/kg超です。
妙高高原はこの近くですし、
保養のプランも多くあると思いますので、
汚染状況が気になります。
他県のコシアブラ測定値は、
新潟県津南町で170Bq/kg、
十日町市で69Bq/kg、
関川村で62Bq/kg、
山形県最上町で200Bq/kg、
尾花沢市で85Bq/kg、
天童市で74Bq/kg、
米沢市で71Bq/kg、
白鷹町で70Bq/kg、
飯豊町で69Bq/kg、
東根市で55Bq/kg、
言わずと知れた高汚染地である宮城県栗原市では1200Bq/kgでした。
栗原市の汚染は5万Bq/m2程度です。
福島県只見町でも85Bq/kg検出されています。
柳津町や只見町は1万Bq/m2を超えた汚染地域ですから当然だと思います。
郡山市や福島市の汚染は20万から30万Bq/m2程度ですので、
これらの地域とは桁が違います。
航空機モニタリングでは「1万Bq/m2以下」は一律の色で表示され、
何千Bq/m2なのか分かりませんが、
コシアブラの汚染を調べることで、
1万Bq/m2以下の地域の汚染度を把握できそうです。
保養場所で地物のコシアブラを購入し、
CRMSなどで測定すると、
保養場所の汚染具合が把握できると思います。
特に汚染されている地域の木材を燃やしてキャンプファイヤーなどすると、
それを吸い込んで内部被ばくしますので、
汚染状況を広く把握しておくことは必要だと思います。
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