2016年5月31日火曜日

余市町の人口が増加へ?

今日届いた余市町の広報。
最後のページを見ると
なんと人口が増えているではないか。

1960年の28,659人をピークに
減り続けてきた人口は、
19,700人を割った。

ところが、4月末で58人増えたわけだ。
これは歴史的な事件だ。

人口増が一過性のものか、
増加基調に転じたものなのか、
来月以降の推移を見るしかない。

北海道の人口も1998年をピークに減り続けている。
唯一、札幌市が地方の人口を吸収し、
増え続けている。

町村で人口が増えているのは稀。
いったい何が起こっているのか!?



2016年5月30日月曜日

しいたけ原木の仮伏せ

しいたけ菌を原木に植え込んだ後は、
菌を原木に活着させ、まん延させるために
仮伏せを行う。

仮伏せの場所は日当たりがよく
風通しの良い場所で行う。

真ん中に杭を打ち、
原木の細いものを内側にして
50本くらいの原木を円形に木寄せする。

そのあと、透明ビニールシートで囲い、
最後に寒冷紗で覆って完成。
寒冷紗は保温・保湿と同時に
通気性を確保するために使う。

8月上旬までこの状態を保ち、
そのあと事前に決めたホダ場で本伏せを行う。

この間、温度が高くなると
青カビが発生することがあり、
要注意。

寒冷紗の内側で菌が早く原木にまん延することを願う。

仮伏せの場所を決めたら、平らにならす。
原木を円形に寄せる。
ビニールシートで覆ったあと、寒冷紗で覆う。
2箇所目の仮伏せ。
8月までこの状態でしいたけ菌をまん延させる。



原木にしいたけ菌を植菌

ミズナラの原木100本に、
しいたけ菌を植菌。

太いのやら、細いのやら、いろいろな原木100本
1本に平均的には14個のしいたけ菌を植える
ドリルで開けた穴にかなづちで菌をしっかり植え込む

2016年5月29日日曜日

余市テラスで皐月コンサート

昨夜は余市テラスで
Trio M'amore皐月コンサート。

直前に亡くなられた
余市テラスのマスター伊藤真人さんの追悼コンサートにも
なってしまった。

Trio M'amoreは
イニシャルにMのつく余市郡在住の3人が
命を守り、自然を守り、環境を守ろうと命名。
東日本大震災(福島原発事故)から
演奏活動を続けている。

ピアノ、バイオリン、フルートに
ソプラノも入るトリオ。
時間の経つのも忘れてしまう、いいコンサートだった。

余市テラスは、
コミュニティレストランで
「おもいっきり夏休み」で福島の子ども達が
安心・安全なランチを食べたり、
支援していただいたり、
大変お世話になってきた。
マスターの姿がもう見れないと思うと、寂しい。


2016年5月25日水曜日

オバマ大統領の広島訪問を考える

今日の朝日新聞夕刊で
オバマ大統領の広島訪問について
赤坂真理、藤原帰一の見解と原爆詩人・栗原貞子の詩が
紹介されていた。
それに触発されて・・・。

核兵器は無辜の民を殺傷する非人道的な兵器で、
撒き散らされた放射能が世代を超えた健康被害をもたらすという点で
他の兵器とは根本的に違う。

戦争を早く終わらせるためとはいえ
広島24万人、長崎14万人(原爆死没者名簿)もの
無辜の市民を殺した歴史に対し、
米国の大統領が謝罪するのは当然のことだ。

だが、謝罪を求める日本側に
被害者意識しか存在しないのであれば
それも説得力に欠ける。

「ヒロシマというとき」を栗原に書かせたのは
「(戦争を終結させた)原爆が
 私たちを解放してくれた」
という韓国側の原爆観だという。


『ヒロシマというとき』
 
〈ヒロシマ〉というとき
〈ああ ヒロシマ〉と
やさしくこたえてくれるだろうか
〈ヒロシマ〉といえば〈パール・ハーバー〉
〈ヒロシマ〉といえば〈南京虐殺〉
〈ヒロシマ〉といえば 女や子供を
壕のなかにとじこめ
ガソリンをかけて焼いたマニラの火刑
〈ヒロシマ〉といえば
血と炎のこだまが 返って来るのだ

〈ヒロシマ〉といえば
〈ああ ヒロシマ〉とやさしくは
返ってこない
アジアの国々の死者たちや無告の民が
いっせいに犯されたものの怒りを
噴き出すのだ
〈ヒロシマ〉といえば
〈ああヒロシマ〉と
やさしくかえってくるためには
捨てた筈の武器を ほんとうに
捨てねばならない
異国の基地を撤去せねばならない
その日までヒロシマは
残酷と不信のにがい都市だ
私たちは潜在する放射能に
灼かれるパリアだ

〈ヒロシマ〉といえば
〈ああヒロシマ〉と
やさしいこたえが
かえって来るためには
わたしたちは
わたしたちの汚れた手を
きよめねばならない

(『ヒロシマというとき』一九七六年三月)

「私たちの汚れた手を清めねばならない」は鮮烈だ。

広島市立大平和研究所の元所長浅井基文氏は
オバマ氏の広島訪問について
「現実には日米同盟強化の儀式」と喝破する。
そのことも分かった上で・・・。

赤坂は、原爆投下と対になる真珠湾攻撃について
「安倍首相が真珠湾を訪ねる意義はある」が、
「首相が真珠湾を謝罪できないのはオバマ氏と同じ」という。

それでも、今回の訪問を未来につなげる一歩とするため
日本は主体的に発信していくべきという。
日本のリーダーが発言すべき内容について
以下の提案をしている。

「私たちは戦力不保持を宣言する憲法を持つ。
 草案を書いたのは米国人だが、私たちはそ
 の憲法を大事にしてきた。オバマ大統領、
 あなたが武力によらない平和を夢想するよう
 に、この地上から戦争をなくしたいのです」

もちろん、安倍首相がそんなことを言うはずはないが、
米国の核の傘の下で経済的繁栄を得てきた戦後日本、
その矛盾、よじれを明らかにしない限り、
本当に意味で核廃絶の一歩を日本は踏み出せないことを
肝に銘ずべきだろう。

アメリカの大学教授が実施した世論調査。
イランがアメリカの空母を攻撃し、2,403人の死者が出て、
アメリカは宣戦布告をしたという架空の設定。

イランに地上軍を派遣すれば、米兵2万人の犠牲者が出る。
イラン主要都市に核兵器を投下すれば、イランに
10万人の犠牲者が出るが、米兵の被害はない。
二つの軍事戦略にアメリカの世論は
核兵器使用に賛成が59%だったという。
被爆国の核廃絶の願いは伝わっていない。

オバマ大統領のプラハ演説から7年。
ノーベル平和賞までもらったのに
核軍縮はいっこうに進んでいない。

演説はうまいが結果を出せないオバマ氏ーという前に、
今回の広島訪問を未来につなげる一歩にするため
問われているのは被爆国日本の一人一人だと思う。

政治の中で理想が語られなくなって久しい。
「でも人間の心を動かすのは、
 そういう理想を語る言葉です」(赤坂)。
オバマ氏の発言を注視したい。
















2016年5月23日月曜日

「おもいっきり夏休みin北海道」の説明会の開催

下記の日程で説明会を開催します。
ふるってご参加ください。

1 相馬会場 6月4日(土)9:00~10:00 ホテルコーラス相馬  1階ロビー
         (福島県相馬市小泉字山田43-1  TEL:0244-35-3722) 
2 郡山会場 6月4日(土)16:30~17:30 3a!郡山事務所(福島県郡山市桑
                       野2-35-11 クリエートローレル101 TEL 024-922-3367)
3 いわき会場 6月5日(日)10:00~11:00 いわき市生涯学習プラザ4F
         情報交換フロア(いわき市平字一町1番地ティーワンビル)

おもいっきり冬休み(苫小牧港)

夏休みに向けて保養相談会

福島原発事故から6年目の夏休み。

保養相談会が下記日程で開かれます。

◆6月4日(土)13:00-16:40
中通り相談会(福島県郡山市 緑が丘地域公民館)
◆6月5日(日)11:00-15:00
浜通り相談会(福島県いわき市 生涯学習プラザ)

山の家も参加します。







まだ5月?  もう5月?

まだ5月?
もう5月?

この夏休みで11回目を迎える
福島の子どもたちの保養事業
「おもいっきり夏休みin北海道」。

今年は7月23日から始まる。

そういえば、フェリーの予約は2ヶ月前から。
今日が2ヶ月前と気がついたのは夕方。
子どもたち20人と引率3人の23席は確保しなければならない。

慌てて電話したら、
2等の残席は24席。
なんとか滑り込みセーフ。

お盆の時期に重なる帰り(8月12日)のフェリーの予約は
こういう訳にはいかない。

みんなで手分けして
9時になったら一斉に、
電話とメールで予約申し込み。
福島のお母さんたちにも
手伝ってもらわないと。









2016年5月22日日曜日

スズメバチ対策

連日、夏日が続く山の家。
スズメバチがついに登場。

窓を開けたり、玄関を開けておくと
建物の中にも入ってくる。

大きくて不気味な羽音をたてるので、
すぐわかる。

昨日は玄関に死骸があったが、
今日は元気にラウンジに入ってきて
窓ガラスのところで遊んでいる。

相方が瞬間凍殺剤を浴びせると
さすがのスズメバチも凍りついた。

そんなこんなで
スズメバチの大量発生の予兆。

これは大変と
お酒と酢と砂糖で作った
おびき寄せる溶液をペットボトルに入れ、
木に吊り下げると
30分も経たないうちに一匹入ってきた。





昨日、玄関に落ちていた死骸


2016年5月1日日曜日

今年も白樺の樹液採取

白樺の樹液採取が始まった。

といっても、例年なら4月中旬から始めたので、
今年は遅いぐらい。

それでも、ドリルで穴をあけると
あふれる涙のように
流れ落ちてくる。

芽吹きのこの時期だけ、
地中から水を吸い上げる白樺。

里の方の白樺に穴をあけてみたが、
樹液は一滴も流れ出ず。

やっぱり、芽吹きの一時期だけなんだ。

今年は10本の白樺にチューブを取り付けた。
コーヒー、焼酎の樹液割り、しゃぶしゃぶ、
そして、白樺の樹液せっけん。
シロップもつくったことはあるが、
コストパフォーマンスはよくない。
ジュワーっと流れ落ちる樹液

明日の朝にはどのくらい、溜まっているかな?
山の家はまだ残雪がある