2012年10月25日木曜日

少し寂しくなった山の家

 昨日、9月5日から長男R君(4歳)と滞在されていたKさんが山の家を後にした。約50日間の滞在。埼玉県新座市からの避難。東京都の瓦礫焼却が7月から始まった。新座に近い都内の焼却場の影響でKさんお住まいの周辺の線量が上がったため、急遽避難されて来た。ご自宅には戻るわけにいかないので、ご両親の実家のある小田原(神奈川県)にいったん避難するとのこと。近いうちにまた山の家に戻る気持ちもあり、荷物の一部を山の家に残している。
 Kさんの夫が迎えに来られ、山の家に2泊していただいた。新潟県苗場スキー場で夏場の観光客呼び寄せ策として車椅子でも入れる「ボードウォーキング」の木道づくりに関わっている方。辰田さんがライフワークとしている「森の道づくり」の協働が実現し、新潟との交流へと広がれば、また楽しいことになりそう。新潟には、昨年の「おもいっきり夏休み」に参加した佐藤慶一、大倫兄弟が避難してる。元気にしているかな。

 仙台から避難されていたKIさんも47日間滞在され、先週帰ったので、いま山の家の滞在者は一家族だけ。残った5歳のH君は寂しそう。「おっちゃん、遊ぼう」とひっきりなしに声がかかる。おっちゃんが遊び相手だ。
 H君のお母さん、Yさんは東京の青梅市から来られた方。瓦礫の焼却が始まって公園の線量が4倍に跳ね上がって、お盆明けの8月中旬から北海道に避難された。山の家には9月29日からなので、もうすぐ1ヶ月。
 今月末に来られる予定の方が2組あるので、寂しい日々もこの1週間だけか。
今日は快晴。周辺の山々も黄色く色づいている。

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