山の家のエゾハルゼミ(蝦夷春蝉)の大合唱は
日が暮れても終わらない。
セミが地上で生きるのは、わずか7日間。
はかない命。
時を惜しんで泣いているのだろうか。
でも、セミが幼虫として
地下生活する期間は7年という。
短命どころか昆虫類でも上位に入る寿命の長さをもつ。
地中では、
樹液を吸って、何度も脱皮するのだという。
樹液は水みたいなものだから、
成長するのに7年もかかってしまう。
セミにとっては地下での7年が本当の人生。
地上は言ってみれば「あの世」か。
<写真>山の家ではセミはカラスの恰好の餌になっている。
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