2014年4月26日土曜日

わらじを抱えた二宮金次郎

今日は、3月に結成した
えにわフットパス愛好会の
第1回ウォーキング。

恵み野中央公園
















天候に恵まれ、
初夏のような陽気の中、
えにわフットパス
<恵み野・漁川コース>を歩いた。

途中で寄った恵庭郷土資料館は
廃校になった松園小学校(1889年開校)跡地にある。

跡地には、当時の二宮金次郎像が
そのまま残っているが、
その像はなんと、
薪を背負って読書する
従来の金次郎像ではなかった。

わらじを掲げた二宮金次郎像





















右手に1足のわらじを
高々と掲げ、
左手に4~5足のわらじを抱えた
珍しい金次郎像だ。





















像の横の解説文を読むと
「度々氾濫する河川の堤防工事に
 村人は各戸一人ずつ出した。
 12歳の金次郎は病床の父親の代わりに
 この仕事についたが、一人前の仕事が
 できないため、わらじを編んで村人に
 提供した」と書いてある。

ところが、
ウィクペディア百科事典を見ると
「子どもの頃、わらじを編んで金を稼ぎ、
 父のために酒を買った。」
と書いてある。

戦前、全国の小学校に設置された
二宮金次郎像。
つくられた美談は
何のためだったのか。


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