芦沢地区は静かな山間の集落 |
ここに4軒のワインぶどう苗木農家があり、
全国の苗木の50%がここから出荷される。
8月24日、子どもたちを福島に送り届けての帰り、
足をのばした。
仙台からレンタカーで2時間。
新潟まで1時間というから、新潟の方が近い。
隣の南陽市は生食用のぶどう栽培が盛んな地域。
長井市は水田地帯だが、山間の芦沢は米作にはハンデがある。
そこでぶどうの苗木栽培に着眼したようだ。
4軒のうち3軒は2代目になっている。
来春植え付けの苗木が確保できていないので、
直接訪ねたのだが、
ここ数年のワインブームで苗木の注文が殺到。
どこもいい返事はもらえなかった。
マルカン農園も家族経営 |
北海道というより、
県全体でワイン特区に取り組んでいる長野県からの
注文が多いようだ。
ならば、増産はできないかと
年間14万本ほどの苗木を生産しているマルカン農園に聞くと、
接ぎ木する台木を増産するのが簡単ではないこと、
増産するには労働力が必要だが、
高齢化で労働力不足になっていることをあげた。
実際、いずれの農家もシルバー人材に頼っているのが実態。
北海道から来たというと、
家の中まで入れて、お茶とお菓子を出してくれたり、
苗木畑を案内してくれたり、
大変親切にしていただき感激。
芦沢地区はこうしたワインぶどう苗木栽培の畑が広がる |
春に植えたピノ・ノアールがこんなに伸びている |
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