札幌駅前通地下歩行空間で
行われる<3.11イベント>。
毎年、山の家もブース参加し、
写真のパネル展示を行ってきたが、
今年はブースがなくなり、
ステージでのライブやシンポ中心の
イベントになった。
場所はチカホの北3条広場。
10日午後3時からは
シンポジウム<障がい者と災害>
「原発事故で露出した未熟な人権意識」。
札幌に避難して、介護事業所を経営する中手聖一さんと
福祉避難所が設置されなかった福島市で
私設避難所を運営した設楽俊司さんが対談する。
11日の14時46分の黙祷の時間帯は
チェリストの土田英順さんのライブ。
2016年2月28日日曜日
2016年2月27日土曜日
余市「ワインを楽しむ会」
余市の生産者さんが主催の「ワインを楽しむ会」。
すごいエネルギーの坩堝。
今年で23回を数える。
昨年は床が見えないほど
立錐の余地がなかったそうだ。
今年はチケットの枚数制限をした。
それでも400人。
9社53銘柄のワインが勢揃い。
栃木県足利のココ・ファーム・ワイナリー、
はこだてわいん、十勝ワインなど
余市のぶどう生産者から原料提供してもらっている
道内、全国のワイナリーが集まった。
おいしかったナンバーワン、ツーは、
千歳ワイナリーのピノ・ノワール・プライベートリザーブ2013。
ドメーヌタカヒコのコハル2013。
すごいエネルギーの坩堝。
今年で23回を数える。
昨年は床が見えないほど
立錐の余地がなかったそうだ。
今年はチケットの枚数制限をした。
それでも400人。
9社53銘柄のワインが勢揃い。
栃木県足利のココ・ファーム・ワイナリー、
はこだてわいん、十勝ワインなど
余市のぶどう生産者から原料提供してもらっている
道内、全国のワイナリーが集まった。
おいしかったナンバーワン、ツーは、
千歳ワイナリーのピノ・ノワール・プライベートリザーブ2013。
ドメーヌタカヒコのコハル2013。
2016年2月25日木曜日
保養のこれから
28日に東京で「保養のこれから」を考える
全国の受け入れ団体の懇談会が開かれる。
用務があり欠席と返事をしたら、
文書発言を求められた。
今日が締切りだったので、
あわてて書き送った。
***
◎福島の状況は「安全安心、帰還ありきの今、福島の中はとても複雑で難しい状況だと思っています」という。送り出しと受け入れのパイプが細くならないよう、送り出し側のエンパワメントをはかって行く事が受入れ側の課題でもある。相談会は保養のニーズをマッチングさせ、被災地と全国の活動団体がつながる大事な場であると同時に、送り出し側が来場したお母さん方とつながる場所にしていくことも必要。
◎保養に来た子どもたちと保護者の団体「FUKUSHIMA親と子の育ち愛ネットワーク」が昨年結成された(昨年は福島県の「ふくしまっ子」の支援をいただいた)。そこが保養の参加者募集などの窓口になることが理想。また、3.11当時はお子さんのいなかった若い世代にどうつなげていくかなどの課題があり、団体の活動をどうつくっていくかが今後の課題。
◎保養事業は10年、20年の長期的な取り組み。それを担保するために(社福)札幌協働福祉会単体としての事業から、外部の人的・物的・財政的資源を導入して「山の家きょうどうを支える会」を立ち上げ、そこの事業に昨年から転換した。ただ、保養は政府が責任をもって政策で解決しなければならない問題である事は忘れないようにしたい。そこの部分で全国ネットワークの課題も出てくるのでは?
◎保養はいままでは放射能のデドックス効果・リラックス効果を期待した緊急避難的な性格だったが、これを日常的な風景にする。子どもたちの成長の場、可能性を伸ばしていく場にしていくためのプログラムを考えていく事が必要。
***
<他の団体からの文書発言の抜粋>
○保養という活動があることを知らない人もいる。福島の例で言えば約30万人の子どもに対して保養に行っている子どもは7000人程度と見込まれている。
○保養は本来、サナトリウム的な健康回復や療養の意味だが、実際はリフレッシュ的な体験や地域との交流などになっている。手当て法を取り入れたり、原発のことを話したり、あるいは感情を吐き出せる場になったりしているが、主催者が保養が通して何を実現したいかで内容が変わってくる。「保養とは何をすることなのか」の意義、目的を立てること、普遍性を見つけることが必要。
○人材の育成ということに尽きる。運営に係るのは全てボランティアだが、彼ら相互の交流のための定期的な茶話会を実践している。またボランティア向けの各種講習などのスキルアップの機会をより充実すべく企画している。こうしたことは一見地味で、成果につながる方略とみなされず後回しにされがちだが、活動の長期継続を考えるときに、資金調達を上回るもっともクリティカルな対策だということを問題提起しておきたい。
○移動教室の確立も働きかけつつ、民間団体が公的補助のもと、長期間保養に取り組んでいく「日本型保養制度」を模索。
全国の受け入れ団体の懇談会が開かれる。
用務があり欠席と返事をしたら、
文書発言を求められた。
今日が締切りだったので、
あわてて書き送った。
***
◎福島の状況は「安全安心、帰還ありきの今、福島の中はとても複雑で難しい状況だと思っています」という。送り出しと受け入れのパイプが細くならないよう、送り出し側のエンパワメントをはかって行く事が受入れ側の課題でもある。相談会は保養のニーズをマッチングさせ、被災地と全国の活動団体がつながる大事な場であると同時に、送り出し側が来場したお母さん方とつながる場所にしていくことも必要。
◎保養に来た子どもたちと保護者の団体「FUKUSHIMA親と子の育ち愛ネットワーク」が昨年結成された(昨年は福島県の「ふくしまっ子」の支援をいただいた)。そこが保養の参加者募集などの窓口になることが理想。また、3.11当時はお子さんのいなかった若い世代にどうつなげていくかなどの課題があり、団体の活動をどうつくっていくかが今後の課題。
◎保養事業は10年、20年の長期的な取り組み。それを担保するために(社福)札幌協働福祉会単体としての事業から、外部の人的・物的・財政的資源を導入して「山の家きょうどうを支える会」を立ち上げ、そこの事業に昨年から転換した。ただ、保養は政府が責任をもって政策で解決しなければならない問題である事は忘れないようにしたい。そこの部分で全国ネットワークの課題も出てくるのでは?
◎保養はいままでは放射能のデドックス効果・リラックス効果を期待した緊急避難的な性格だったが、これを日常的な風景にする。子どもたちの成長の場、可能性を伸ばしていく場にしていくためのプログラムを考えていく事が必要。
***
<他の団体からの文書発言の抜粋>
○保養という活動があることを知らない人もいる。福島の例で言えば約30万人の子どもに対して保養に行っている子どもは7000人程度と見込まれている。
○保養は本来、サナトリウム的な健康回復や療養の意味だが、実際はリフレッシュ的な体験や地域との交流などになっている。手当て法を取り入れたり、原発のことを話したり、あるいは感情を吐き出せる場になったりしているが、主催者が保養が通して何を実現したいかで内容が変わってくる。「保養とは何をすることなのか」の意義、目的を立てること、普遍性を見つけることが必要。
○人材の育成ということに尽きる。運営に係るのは全てボランティアだが、彼ら相互の交流のための定期的な茶話会を実践している。またボランティア向けの各種講習などのスキルアップの機会をより充実すべく企画している。こうしたことは一見地味で、成果につながる方略とみなされず後回しにされがちだが、活動の長期継続を考えるときに、資金調達を上回るもっともクリティカルな対策だということを問題提起しておきたい。
○移動教室の確立も働きかけつつ、民間団体が公的補助のもと、長期間保養に取り組んでいく「日本型保養制度」を模索。
雪合戦(おもいっきり冬休み) |
2016年2月21日日曜日
GPSで森の境界確認
2016年2月20日土曜日
ネパールからの便り
冬の海
2016年2月17日水曜日
「間伐の選木講習会」中止です。
20、21日に予定していました
「間伐の選木講習会〜さまざまな間伐と選木の方法」、
森林の積雪量が2メートル近くになり、
中止としました。
ご了承ください。
なお、21日午後1時からの
GPSを使った境界確認は
予定通り、実施します。
興味のある方、どうぞ参加ください。
と き○2月21日(日) 13:00〜15:00
ところ○山の家きょうどう(余市郡仁木町東町緑ヶ丘114)
「間伐の選木講習会〜さまざまな間伐と選木の方法」、
森林の積雪量が2メートル近くになり、
中止としました。
ご了承ください。
なお、21日午後1時からの
GPSを使った境界確認は
予定通り、実施します。
興味のある方、どうぞ参加ください。
と き○2月21日(日) 13:00〜15:00
ところ○山の家きょうどう(余市郡仁木町東町緑ヶ丘114)
余湖さんの完熟トマト鍋スープが受賞
福島野菜便で好評の
余湖農園「完熟トマト鍋スープ」が
「北のハイグレード食品+(プラス)2016」に
選ばれた。
厳しい視点で優れた北海道産食品を選定するこの賞、
今年は15日に発表され、15品目が選ばれた。
余湖農園産の完熟調理用トマトを
じっくり煮詰めた万能スープ。
鍋だけでなく、パスタにも使える。
製造は株式会社南華園(札幌市豊平区)。
(250g、500円)
余湖農園「完熟トマト鍋スープ」が
「北のハイグレード食品+(プラス)2016」に
選ばれた。
厳しい視点で優れた北海道産食品を選定するこの賞、
今年は15日に発表され、15品目が選ばれた。
余湖農園産の完熟調理用トマトを
じっくり煮詰めた万能スープ。
鍋だけでなく、パスタにも使える。
製造は株式会社南華園(札幌市豊平区)。
(250g、500円)
2016年2月14日日曜日
3.11から6年目を迎える福島で考える
6日、福島市で
春休みに向けての保養相談会が開かれ、
全国から保養うけいれ活動を行っている20団体が集まった。
教育委員会を通じて、
福島市内の全小学校にチラシを配布したり
川俣町の広報誌に掲載依頼するなど
地元の団体が周知の働きかけを行った。
その結果、
当日は約100組、200人弱が来場。
ピーク時より減ってはいるが、
決して少なくない数だ。
山の家もブース参加。
9組のご家族が来られた。
ご家族と言っても
お子さんを連れたお母さんたち。
福島市内が多いが、
二本松市、郡山市、
宮城県境の国見市から来た方も。
昨年、山の家に来たEさんも会いに来てくれた。
***
「もうすぐ震災発生から丸5年の節目。
風化の激しい状況で、これだけの団体が
全国から集まり続け、同時に被災地で活
動する団体と協力しあって、相談会と交
流の場が成立しています。このことが、
他にはない貴重なことだと感じます。」
とうけいれ全国共同代表・早尾さんが言うように、
相談会は保養のニーズをマッチングさせるだけでなく、
被災地と全国の活動団体がつながる大事な場
と言ってもいい。
ただ、川俣のKさんが言う
「安全安心、帰還ありきの今、福島の中はとても
複雑で難しい状況だと思っています」
のも事実。
相談会に来る人、来ない人。
放射能を心配する人、しない人。
保養に行く人、行かない人。
そんな2分法ではくくれないほど
夫婦、親兄弟、友だち、職場の中の人間関係で
私たちが戸惑ってしまうほど
複雑に引き裂かれた現実がある。
そんななかで、
翌7日同じ福島市内で
「福島〜こころつなぐ広場〜」
というイベントが開催された。
「福島で暮らすひとや、避難生活をするひと、
行ったり来たりするひとたちがてをつなぎ、
共に生きるあり方を探ろう」
「福島のひとたちがバラバラになってしまった
原因の、原発や責任の所在を見つけつつ、も
う一度つながり合う場を創ろう」
こうした呼びかけが、
ようやく地元からわき上がったことを歓迎したい。
現地に入っていくことの必要性を
ますます痛感した相談会だった。
春休みに向けての保養相談会が開かれ、
全国から保養うけいれ活動を行っている20団体が集まった。
教育委員会を通じて、
福島市内の全小学校にチラシを配布したり
川俣町の広報誌に掲載依頼するなど
地元の団体が周知の働きかけを行った。
その結果、
当日は約100組、200人弱が来場。
ピーク時より減ってはいるが、
決して少なくない数だ。
山の家もブース参加。
9組のご家族が来られた。
ご家族と言っても
お子さんを連れたお母さんたち。
福島市内が多いが、
二本松市、郡山市、
宮城県境の国見市から来た方も。
昨年、山の家に来たEさんも会いに来てくれた。
***
「もうすぐ震災発生から丸5年の節目。
風化の激しい状況で、これだけの団体が
全国から集まり続け、同時に被災地で活
動する団体と協力しあって、相談会と交
流の場が成立しています。このことが、
他にはない貴重なことだと感じます。」
とうけいれ全国共同代表・早尾さんが言うように、
相談会は保養のニーズをマッチングさせるだけでなく、
被災地と全国の活動団体がつながる大事な場
と言ってもいい。
ただ、川俣のKさんが言う
「安全安心、帰還ありきの今、福島の中はとても
複雑で難しい状況だと思っています」
のも事実。
相談会に来る人、来ない人。
放射能を心配する人、しない人。
保養に行く人、行かない人。
そんな2分法ではくくれないほど
夫婦、親兄弟、友だち、職場の中の人間関係で
私たちが戸惑ってしまうほど
複雑に引き裂かれた現実がある。
そんななかで、
翌7日同じ福島市内で
「福島〜こころつなぐ広場〜」
というイベントが開催された。
「福島で暮らすひとや、避難生活をするひと、
行ったり来たりするひとたちがてをつなぎ、
共に生きるあり方を探ろう」
「福島のひとたちがバラバラになってしまった
原因の、原発や責任の所在を見つけつつ、も
う一度つながり合う場を創ろう」
こうした呼びかけが、
ようやく地元からわき上がったことを歓迎したい。
現地に入っていくことの必要性を
ますます痛感した相談会だった。
来場者であふれた相談会入口 |
来場者は思い思いのブースへ。 |
新聞やテレビは復興・帰還、安全・安心のオンパレード |
一日も早い帰村を最優先する飯舘村は小中学校 を通じた保養相談会のチラシ配布を断った。 |
ホテルの朝食バイキングは<ふくしまの おかあさんたちが毎日手づくりした安心 安全の「ふくしまの味」を召し上がりく ださい>と。 |
6年目に向けて、新たな一歩「福島〜こころつなぐ広場」 |
2016年2月10日水曜日
陸前高田市〜町全体が工事現場
岩手県ではもっとも人的被害の大きかった陸前高田市。
死者は行方不明者あわせ1,757人。
全世帯の半数、4,063世帯が津波被害を受けた。
間もなくまる5年を迎える旧市街地は
カサ上げの造成工事途上。
仮設での生活は6年目を迎える。
死者は行方不明者あわせ1,757人。
全世帯の半数、4,063世帯が津波被害を受けた。
間もなくまる5年を迎える旧市街地は
カサ上げの造成工事途上。
仮設での生活は6年目を迎える。
旧中心市街地全体が津波に洗われた。ここからどんな街が 姿を現すのか、想像もつかない。この光景からは被災者の 明日の生活はまったく見えてこない。被災者にとっては見 たくない風景だろう。 |
津波はセルフの看板まで洗い、遠くの山の麓に到達した。 |
津波が根こそぎ洗い尽くした松の根の残骸 |
道の駅高田松原は当時の残骸そのままをさらけ出していた。 |
まだまだ仮設の生活は続く |
ようやく完成した7階建ての復興住宅。集合住宅に住んだ ことがない被災者は「毎日ホテル住まいしているようだ」 という。高台に立つこの住宅から旧市街地と海が一望に見 えるが、目の前に広がる旧市街地は、だだっ広い工事現場。 入居1カ月で一人の高齢者が自殺したという。 |
碁石海岸〜岩手県大船渡市
2016年2月2日火曜日
豊富町・エベコロベツ自給の村<保養プログラム>の日程決まる。
北海道・豊富町の春休み保養プログラムの
日程が決まりました。
チラシもできました(拡散歓迎)。
チーズづくりなどの酪農体験ができます。
以下、案内文。
*****
エベコロベツ自給のむらでは、大自然の中で、
身の回りのことや食事などもボランティアの
人と一緒に楽しくやってもらいたいと思って
います。成長が著しい12歳までの子供達を、
出来るだけいい環境に置き免疫力を高め、様
々な体験を通じて生きる力を身に付けてほし
いと思っています。
●保養対象●
・主に福島在住の方
・対象 4月から小学校4年生~6年生の子
(保護者同伴不可)
・人数 4名 (抽選)
●日程●
3/27 羽田~稚内 ANA 10:45~12:35
4/4 稚内~羽田 ANA 13:15~15:10
・航空券はこちらで用意します
・羽田~自宅までは各自でお願いします
・羽田空港出発時は、集合のうえ東京のスタ
ッフがお見送りします。
・稚内空港にはスタッフが迎えに行きます
●費用●
・滞在費 無料(滞在中の保険料も含まれています)
・交通費 飛行機代(往復約3万)こちらでは
5千円負担いたします。飛行機代は申し込み
が決まり次第、振込にてお支払い下さい
●持ち物●
保険証コピー・服用中の薬・着替え・お風呂道具・
上着など(3月はまだ寒いので厚着でお願いします)
●内容●
外で思いっきり遊んだり、自分達でつくった薪で
ご飯を作ったり、窯を使ってパンを焼いたり。牧
場見学や牧場の牛乳を使ったチーズづくりなど、
ここでしか出来ない経験をしてほしいと思ってい
ます。
TEL 090-8898-0667
FAX 0162-82-1300
facebookページ https://facebook.com/jikyuunomura.hokkaido/
住所 北海道天塩郡豊富町字福永
代表 久世 薫嗣
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