死者は行方不明者あわせ1,757人。
全世帯の半数、4,063世帯が津波被害を受けた。
間もなくまる5年を迎える旧市街地は
カサ上げの造成工事途上。
仮設での生活は6年目を迎える。
旧中心市街地全体が津波に洗われた。ここからどんな街が 姿を現すのか、想像もつかない。この光景からは被災者の 明日の生活はまったく見えてこない。被災者にとっては見 たくない風景だろう。 |
津波はセルフの看板まで洗い、遠くの山の麓に到達した。 |
津波が根こそぎ洗い尽くした松の根の残骸 |
道の駅高田松原は当時の残骸そのままをさらけ出していた。 |
まだまだ仮設の生活は続く |
ようやく完成した7階建ての復興住宅。集合住宅に住んだ ことがない被災者は「毎日ホテル住まいしているようだ」 という。高台に立つこの住宅から旧市街地と海が一望に見 えるが、目の前に広がる旧市街地は、だだっ広い工事現場。 入居1カ月で一人の高齢者が自殺したという。 |
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