さくらんぼの赤い実が畑を色どり、
青く色づいたプルーンや
秋の収穫を待つりんごが実る。
なんという豊かな大地だ。
ここで今日、昨年に続き2回目の
「登地区ワインブドウ農園開放祭」
(La fete des vigneron a yoichi」)
が行われた。
受付でワインのティスティングのための専用グラスをもらい、
ワイン畑の広がる風景を眺めながら、
お祭りに参加する11の農場を回り、
その畑で採れたぶどうのワインを飲み(グラス1杯100〜300円)、
畑を見学したり、農園のオーナーとお話ししたり。
とっても楽しいアットホームなお祭り。
ドメーヌタカヒコ農場 |
木村農園 |
キャメルファーム |
ぶどう畑を見ながらティスティング |
といっても、住宅地と違って、
農園と農園の間は結構な距離。
汗をかきかきだが、それも楽しい。
山梨では、ワインツーリズムと称して、
旅行会社が仕立てたバスで農場を回る大きなお祭りがあり、
何万もの人が毎年、訪れるという。
登の農家が主催するこのお祭り、
参加者は昨年の倍増で300人、
そのうち海を越えてきた人も60人ほどいるという。
忙しい畑仕事の合間を縫って
各農園がボランティアで開催する。
農園に着くとテントが張ってあり、
農園主が自慢のワインボトルをテーブルに並べて待っている。
ここでしか飲めないワインもあり、
参加者は思い思いのワインを注文して飲む。
何代か続けている農家もあれば、
新規就農の若夫婦もいる。
山梨のような商業主義に乗ったお祭りではなく、
農園主や参加者同士の交流を大事にする
登地区固有のお祭りとして
これからも発展させていって欲しい。
畑にはそれぞれの表情がある |
畑を見ながら飲むワインも美味しい。 |
キャメルファームのワイナリー建設工事中。来春稼働開始。 |
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