2016年7月17日日曜日

豊かな大地・余市町登地区で《ワインぶどう農園開放祭》

余市町登地区。
さくらんぼの赤い実が畑を色どり、
青く色づいたプルーンや
秋の収穫を待つりんごが実る。
なんという豊かな大地だ。




ここで今日、昨年に続き2回目の
「登地区ワインブドウ農園開放祭」
(La fete des vigneron a yoichi」)
が行われた。

受付でワインのティスティングのための専用グラスをもらい、
ワイン畑の広がる風景を眺めながら、
お祭りに参加する11の農場を回り、
その畑で採れたぶどうのワインを飲み(グラス1杯100〜300円)、
畑を見学したり、農園のオーナーとお話ししたり。
とっても楽しいアットホームなお祭り。
ドメーヌタカヒコ農場
木村農園

キャメルファーム
ぶどう畑を見ながらティスティング




といっても、住宅地と違って、
農園と農園の間は結構な距離。
汗をかきかきだが、それも楽しい。

山梨では、ワインツーリズムと称して、
旅行会社が仕立てたバスで農場を回る大きなお祭りがあり、
何万もの人が毎年、訪れるという。

登の農家が主催するこのお祭り、
参加者は昨年の倍増で300人、
そのうち海を越えてきた人も60人ほどいるという。

忙しい畑仕事の合間を縫って
各農園がボランティアで開催する。

農園に着くとテントが張ってあり、
農園主が自慢のワインボトルをテーブルに並べて待っている。

ここでしか飲めないワインもあり、
参加者は思い思いのワインを注文して飲む。

何代か続けている農家もあれば、
新規就農の若夫婦もいる。

山梨のような商業主義に乗ったお祭りではなく、
農園主や参加者同士の交流を大事にする
登地区固有のお祭りとして
これからも発展させていって欲しい。
畑にはそれぞれの表情がある

畑を見ながら飲むワインも美味しい。




キャメルファームのワイナリー建設工事中。来春稼働開始。










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