2015年4月5日日曜日

帰っていく子どもたち

昨日と打って変わって
今日は快晴。

子どもたちは
山の家きょうどうの看板の前で記念撮影をして
8時40分ころに出発。

キロロスキー場に着いて、
レンタルのスキーウェアーや靴合わせ、
着替えなどの準備に時間がかかり、
30分遅れのスタートになってしまった。
それでも、充分スキーを楽しめたよう。

お母さんたちは、子どもたちと別動で、
まっすぐ札幌に向かい、ショッピング。

スキーを終えた子どもたちと
午後3時に合流し、
その後、苫小牧港に向かった。

4日間という短い日程だったが、
いろいろな経験ができたのではないかと思う。

それにしても、
原発事故のお陰で
毎年毎年、非汚染地への一時避難(保養)を余儀なくされ、
当然お金もかかる。
そんな生活が福島ではこれからも続くと思うとやりきれない。

反面、保養を通じた出会いが
保養に終わらず、
野菜の共同購入や食の問題、
ほかの分野での連携につながっていくことで
マイナスをプラスに転化できる。

原発事故のお陰で
新しい出会いが生まれ、
地域間交流に広がっていく。
そんな可能性を感じさせる今回の保養受け入れであった。

春休み中の土曜日とあってキロロスキー場は混んでいた
「さー、これから始めるよ」準備を終えた子どもたち
記念撮影するために看板の前に集まってくる子どもたち
フェリーに乗り込む子どもたち
「夏休みにまたおいでね」

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