2014年9月30日火曜日

余市「味覚の祭典」

昨日は余市町の最大のイベント
「味覚の祭典」がアップルポート余市で
開催された。

アップルポートとは
別名「余市農道空港」と呼ばれ、
りんごを全国に空輸するために
農林省のお金で作られた。

この空港から果たして、
りんごを乗せた飛行機が何機飛び立ったのか
定かではないが、
いまではこのお祭りがメインの活用法となっているようだ。

まさに無駄な公共事業の見本、
バブルの申し子。

ども、余市はフルーツと海産物の町とあって、
会場を囲むように出店しているブースには、
りんごや梨、ぶどう、
魚や貝、そして、ワインとウィスキーが
所狭しと並ぶ。

まさに「味覚の祭典」。
食い道楽、飲み道楽にはたまらない!

空港なだけに会場は広いが、人もいっぱい。
余市町外からもたくさんの人が来ている。

















おや、この行列は何?

やん衆鍋コーナー!ちなみに「やん衆」とは
ニシン漁などに雇われ働く男たちのこと。
































サケやエビ、貝など海産物いっぱいで100円と安い!





















イカ焼き、タコ焼きも





















果物もいっぱい





















りんご詰め放題





















今日から始まったNHKの朝ドラ「マッサン」は余市の
ニッカ工場が舞台(ニッカウィスキーコーナー)。









2014年9月29日月曜日

酵素ジュース

自然食レストラン「ホロ」さんに
教えてもらった酵素ジュースづくり。

今日、余市の農家からハネ品のフルーツを買って、
仕込み。

材料は、
りんご、ぶどう、プルーン、トマト、
そして、白砂糖。

1〜2週間でできあがる。
免疫力アップとボケ防止を期待!


2014年9月26日金曜日

桜の名所「秋山の駒ザクラ」が泣いている

福島県の代表的な桜の名所のひとつが
川俣町にある。

「秋山の駒ザクラ」

なんと、そのすぐ近くに
除染廃棄物の一大集積場がつくられていた。

フレコンバッグが2段に重ねられ、
シートカバーを掛けられているものの間に
露出しているものもある。

最終処分場の目処もたたず、
いつまでここに置かれるのだろう。

集積場の直下には水田もあり、
まわりに家も散見される。


料理教室で楽しいひと時〜川俣町

今回の野菜便、
いつもより帰りを1日延ばして、
23日(秋分の日)は
絹の町川俣で学習支援と料理教室。

会場の福沢生涯学習センターは
山間の小さな集落にあった。

秋晴れののどかな休日。
敷地内の放射能測定器は
0.28μs/hを指していた。

料理教室の先生は
札幌の自然食レストラン「ホロ」の
工藤亜紀子さん。

調理室を備えた会場で
酵素ジュースづくりと
フライパンでつくる天然酵母パンづくりを行った。

子どもたちも参加して
楽しいひと時を過ごせた。

酵素ジュースは仕込みだけだが、
札幌から持ってきた酵素ジュースと
出来立てホカホカの天然酵母パン、
そして、川俣のお母さんグループhand to hand project のみなさんが
持ち寄った料理で昼食会。

不安が消えない日々、
そして分断と孤立がすすむ原発事故被災地。

そんななかで、ホッとする楽しい時間を過ごせたと
本当に喜んでもらえた。
料理の力はすごい!

ちなみに、酵素ジュースは
免疫力アップに効果あり。

工藤さんは毎日、朝食前に飲み、
体温が1℃あがった。
アルツハイマー症にも効果がある。

のどかな山間にある生涯学習センター。右手に放射能測定器。
酵素ジュースづくり〜余市のプルーンとぶどうを刻む
野菜も刻んで、瓶のなかに砂糖と果物・野菜を交互にいれて
仕込みは完了。あとは、毎日素手でかき混ぜ、発酵させる。
天然酵母パンづくり〜2次発酵したパン生地を分割
フライパンに乗せ、フタをして焼く
少し焦げ目ができたら、裏返し。こんなに簡単に
天然酵母パンができるんだ!
隣の学習室では、びっしりお勉強。この
あとの楽しい昼食会の写真は撮り忘れ。

フクシマ母子の絵

若手女性作家による作品。
丸木位里・俊さんの原爆の図を
彷彿させる。

射るような強い眼差しは
何に向けられているのだろう。

原画は相当大きなものだが、
縮小したコピーが
3a! 郡山の事務所に飾られている。

さて、モデルは誰でしょう?

曲がりねぎ


初めて見た曲がったネギ。
かご市で「曲がりネギ」として、
売っていた。

「柔らかくて、おいしいんだよ」
と生産者のおばあちゃんが教えてくれた。

「やとい」という栽培技術で
ある程度育ったねぎを一度抜き取り、
傾斜をつけた土の上に寝かせて土をかける。

数ヶ月すると、寝ていたねぎが
太陽に向かって起き上がろうとし、
曲がって成長するのだという。

もともとは水はけの悪い場所で
始まった栽培法だそうだ。


白い部分が長い

三春の里「かご市」

田園生活館のなかに
地元農産物の直売所
「三春の里かご市」がある。

朝取りの新鮮な野菜が並んでいる。
地元はもとより、郡山から
お客さんが買いに来るそうだ。

敷地内に放射能検査場もあり、
無料で検査してくれる。
1kgあたり20ベクレルを超える食品は
販売停止しているという。

北海道では見ないイチジクなどもあり、
本当に新鮮でおいしそうな野菜や加工品が
並んでいる。

原発事故さえなければと
思わずにはいられない。

奥には名産・竹細工のカゴも売っている。
朝8時、開店も早い。
おばあちゃんたちが朝取りの野菜を並べている。
野菜はほとんど基準値以下だそうだ。
もっとも、その基準値が高い。ちなみに
札幌の学校給食の基準値は4ベクレル。

三春の里「田園生活館」

H君のおかげで
三春町が運営する宿泊施設
三春の里「田園生活館」に泊まることができた。

「田園生活館」は、
宿泊、飲食、お風呂などのほか、
地元農産物直売所もあり、
のんびりした田園空間を提供する施設。

真っ暗の田舎道を迷いながらも
無事到着。

満天の星の下、
木の匂いのするコテージ、
木の2段ベッドで横になった。

藁葺きの家もあり、のんびりした空間が心地よい
コテージのウッドデッキでモーニングコーヒー
ところが、コテージの目の前に仮設住宅があったのだ!
富岡町の避難者が住んでいる。

高校2年生のH君

「息子は中3で、来春受験なので
 保養に行けない」

それなら受験勉強付きの保養プログラムを札幌で!

ということで始まった保養プログラムが
中3対象の「つばさ2012」「つばさ2013」。

それに全面的に協力してくれたのが
札幌のオルタナティブ塾「スコーレ・ユウ」。

その「つばさ1期生」のH君に電話すると
まだ学校にいるという。

H君は2012年当時は三春町の中学生だったが、
翌春、志望校の安積高校(郡山市)に合格したのだ。

学習支援を行っている3a!事務所に
自転車で駆けつけ、
早速、子どもたちに勉強を教えてくれた。

H君は隣の三春町から毎日、
自転車で通っているという。
片道40分、道路はアップダウンがすごい。

学習支援が終わった夜9時、
自転車を2トン保冷車に乗せて、
H君を三春の自宅に送った。

「来月も手伝いますから
 連絡ください」
支援される側から支援する側に。

保養は子どもたちが成長する、
いい機会になっているようだ。
左端が高校2年生のH君
H君(左)とスコーレユウの朝日さん

9月野菜トラック便出発

9月野菜トラック便は21日に出発。

いつも通り、恊働福祉会本部で
安斎さんが運んできた余市・仁木界隈の
卵と果物、野菜を積込んで、出発。

丘珠の物流センターT&Dロジテムで倉島牛乳、
北広のアウトレットの中にあるロコ・ファームと
恵庭の余湖農園で野菜積み込み。

最後に、やまぐち食品で豆腐・納豆を積んで
苫小牧港に向かうのだが、
今回はその前に恵庭の遠藤農園に寄って、
立派な白菜を40個積んだ。

3連休の最中とあって、
フェリーはトラックが少なく、
一般客がいつもより多かった。

翌22日の荷下ろしも
順調にすすんだ。

今回も、札幌の塾スコーレ・ユウのキムさんと朝日さんが同
行し、夜は3a!郡山の事務所で小中学生を集めての学習支援。
個別指導で学ぶ機会は少ないようで、分からないところを
集中的に勉強するなど、思ったより成果のあがる学習機会
になっている

2014年9月20日土曜日

お米は豊作、果物もいっぱい



今年の北海道の米作は豊作。
例年より早い刈り取りで、
栗山町国岡農園では、
早くも新米の出荷をしている。

[北海道〜福島]野菜トラック便の
明日の出発に向けて、昨日はお米の仕入れ。

ところが、国岡農園では
写真に見るように、
早い刈り取りで、緑色の米が多い。

それでも味は変わらないそうだ。


緑色の米は「活青米」。

気候の影響で穂が塾するころ低温状態が続き、
実る期間が長くなった。

最後まで実るのを待っていると、
取り遅れるのになるので
 
葉緑素が残っていても
収穫がんばりましょうーーーとのこと。




「ただ 一緒に 泣くか」


佐渡で子どもたちの保養に取り組んでいる
福島在住の関久雄さんの詩。

詩の中の「北海道の保養所」はもちろん、
<山の家>ではないが、
「違う」という一言では済まされない
重い問いかけを含んだ詩だ。

このブログで関さんの詩を
何回か掲載しているが、
最近、詩集を自主出版した。




















****************
「ただ 一緒に 泣くか」                
                   

フクシマの人は 風呂に入って 
着替えてから 来て
福島から来たの? キタナイ! と言われ
泣いて 浴場から帰ってきた 子どもたちよ

北海道の 保養所は 線量上げないために と 
入る前に 着替え 渡されるんだって
うーん 悩ましい でも 
放射能 くっついてるのは 事実だからね
セキさん こんな時に 何て 返したらいい
こどもにも そんなこと言う おとなにも

うーん

そったら 保養なんかさ 行かねえ
東京だって あんたらだって 汚染されてんだぞい
おめさん 服 買ってくれんのか
おらたち 檻の中さ 閉じ込めておきてえのか
国と 東電の せいだべしさ
好きで こったに なったんでねえぞい

込み上げる ドロドロの 想いを
ゴックンと 飲み込んで

福島で ヒバクしました
髪の毛にも 服にも カラダにも 
放射能 くっついて 洗っても 落ちません
それでも わたしも 子どもたちも
何とか 生きてゆきたいのです と 

ただ ただ 一緒に 泣くか 

2014年9月18日木曜日

障がい者アート×デザインセミナー


障がい者の表現を通して
北海道に新しい文化を育もうと
下記のイベントが開かれる。

札幌恊働福祉会アートセンターの
早坂さんがパネリストで参加する。

********************
障がい者アート×デザインセミナー@北海道
~個性を活かす障がい者アートの未来をデザインしよう~

会場:札幌市教育文化会館 研修室301
日時:2014年9月27日(土)13:30~17:00(受付13:00~)
定員:130名
参加料:無料

アートには人と人、人と地域をつなぐ力があり、
障がいのある人の社会参加を進めることができます。

また、近年ではデザインと結びつくことで商品化が
行われ、仕事としての可能性がみえてきました。

アートを通してどのように障がいのある人が
豊かに生きていくことができるのか、
そして福祉を魅力的なものに変えていくことが
できるのかを学び合います。

①講演「障がい・アート・その未来」
播磨靖夫(一般財団法人たんぽぽの家理事長)

②実践報告「アートを通して魅力的な福祉、地域をつくる」
山下完和(社会福祉法人やまなみ会 やまなみ工房施設長)
高野堅二(NPO法人 La Mano クラフト工房 La Mano 施設長)

③パネルディスカッション
上記3名に加え、
柴田尚(特定非営利活動法人S-AIR代表)
早坂清花(社会福祉法人札幌協働福祉会 アートセンターあいのさと 支援主任)
コーディネーター:加納尚明(一般社団法人北海道チャレンジドアート&プロダクツ代表理事)

④交流会(参加費1,000円)

お申込み:氏名、連絡先電話番号、住所、所属団体、交流会の出欠をメールまたはFAXでお知らせください。

お申し込み先:北海道チャレンジドアート&プロダクツ
 FAX 011-700-1011 メール:meri.info@meri-inc.jp
お問い合わせ 北海道チャレンジドアート&プロダクツ
 電話 011-700-5522

2014年9月17日水曜日

浜通り国道6号、通行止め解除

福島県の浜通り、
国道6号の双葉町〜富岡町間、約14キロは
放射線量が高く、通行止めだったが、
除染や道路の補修を終えたことから
15日から解除になった。

それでも、この区域を通過する場合、
被ばく線量は推計で約1.2マイクロシーベルト
(東京新聞)。

相馬からいわき市へ行く時、
6号を通るか、迂回するか、
迷う。




放射能から子どもを守るための勉強会&座談会 in 郡山


9月20日郡山湖南での勉強会&座談会のお知らせです。

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放射能から子どもを守るための勉強会&座談会

事故から3年半が経ちました。色んな講演を聴きすぎて
どうしたらいいか分からなくなった、もう諦めようかと
迷っているなど様々なお気持ちの方がいらっしゃると思
います。ここでもう一度立ち止まり、新しい一歩を踏み
出すために放射能について学びゆっくり話し合いませんか。

●講師/牛山元美医師(さがみ生協病院)

昨年ベラルーシで甲状腺研修を受け、
地元神奈川で日々きめ細かな診察に
あたるとともに、福島県郡山の病院
で月1回の当直勤務もしている。市
民とともに「放射能から子どもを守
る」活動を続けている。

●日時/9月20日(土)13時~17時
13時~14時 牛山先生のお話~放射能から子どもたちを守るために~
14時~17時 先生を交えて座談会

●場所/郡山市少年湖畔の村。現地集合。
 〒963-1413郡山市湖南町横沢字村西112

●参加費無料

●主催/一般社団法人子どもたちの健康と未来を守るプロジェクト

●お申込み/お申し込みはメールで
件名に「9月20日参加希望」と記入の上
1)お名前とふりがな(お子さんも含めて)
2)性別(お子さんも含めて)
3)生年月日(お子さんも含めて)
4)ご住所
5)お電話番号
6)託児の必要かどうかと託児の際の注意点
7)先生に質問したい事、皆で話し合いたい事
と書いて、
info.kodomotomirai@gmail.com にお送りください。

●お問い合わせ
メール  info.kodomotomirai@gmail.com
TEL   070-6452-1082(疋田)

朗読とスライド上映「ふるさとにかえりたい~リヨミおばあちゃんとひばくの島」

フォトジャーナリスト島田興生さんの
スライド上映「ふるさとにかえりたい」が
10月16日、山の家で開催される。

マーシャル諸島のビキニ環礁水爆実験(1954年)
による残留放射能の影響で
ロンゲラップ島の住民の間で、
白血病やがん、甲状腺障害、
死産・流産などが相次いだ。

住民は脱出を決断し、1985年に
約200キロ離れた無人島に移住した。

島田さんは、40年近く、
中部太平洋マーシャル諸島の人々撮り続けてきた。

「放射能汚染で島を追われたロンゲラップ住民の姿は、
 福島第1原発事故の被災者と二重写しになる。同じ
 ようにふるさとを追われた人たちの思いを伝えたい」。

<プログラム>
1. 写真絵本「ふるさとにかえりたい~リヨミおばあちゃんとひばくの島」の朗読 
2.島田さんのスライド上映とお話(60分)

◆10月16日(木)17:00~18:30(開場16:30)
   山の家“きょうどう”(余市郡仁木町東町緑ヶ丘114)
   参加費/700円 
   主催/社会福祉法人 札幌協働福祉会 山の家“きょうどう” 
   連絡先/TEL:0135-34-7005





真っ赤な実をつけたりんご、くだもの祭も目白押し

収穫の秋。

余市の畑を走っていると
たわわに実った赤いりんごが
目に飛び込んでくる。

赤と緑のコントラストが美しい。

9月28日は余市の「味覚の祭典」、
10月5日は仁木町の「うまいもんじゃ祭」、
今がこの地域の一番いい季節。

[北海道〜福島]野菜トラック便は
いよいよ21日出発。

先週の大雨で野菜が心配だが、
今回は余市のりんご(津軽)と
ぶどう、プルーンも積んでいく。

そして、郡山では中学生対象の学習支援、
川俣では学習支援&料理教室で、
酵素ジュースづくりと天然酵母パンづくりを行う。


「おしどりマコ・ケンに会ってきました〜!!

放射能とたたかうブログさんが
14日のM0m's summit  in  山の家での
おしどりマコ・ケンのトークを
文字おこしし、動画もアップしてくれました。

おしどりマコ・ケンに会ってきました〜!!



2014年9月15日月曜日

ワークショップで意見交流も。

Mom's  summit は
グループに分かれてのワークショップと
その意見集約結果の発表、
だるま森+えりこさんの演劇、
40株のブルーベリーの植樹などがあり、
最後は新田昌弘さんの津軽三味線で締めくくった。

地元や札幌、遠く富良野などから
多くの人が参加し、
それぞれに楽しめたイベントになった。

ブルベリーの植樹、2年後から収穫できる。
おしどりマコ・ケンさんも植樹
ワークショップの意見集約結果を発表
フィナーレを飾る津軽三味線・新田昌弘ライブ

美味しいものや手づくり品など、楽しみいっぱいのマルシェ

快晴のもとでビールやワイン、料理を楽しむ
Mom's summitのマルシェには
近場の農家はじめ、
札幌や遠く旭川、せたな町などからも
出店してくれた。

札幌大通公園のオータムフェスティバルに
決して負けていないラインナップ。

遠くせたな町から来た「やまの会」は
自然農法野菜の「シゼントトモニイキルコト」
放牧牛でチーズをつくっている村上牧場など。

おとなり赤井川や余市からは、
キッズファームや岩本農園、
おなじみカクト徳島屋旅館などなど。

そして、ニセコからも自然農法ファームの
おいしいトマトジュース。

札幌からは、
生活クラブ生協、イタリア料理店のファイφが料理とワイン、
自然食ホロは天然酵母パン、放牧豚アメリカンドック。

その他、旭川のこども冨貴堂、
陶芸、手芸や整体など
バラエティに富んだマルシェ。

「オータム・フェスタは売らんかなのマルシェだけど
 こういう情報共有のマルシェが意義ある」
 とある出店者は語った。



赤井川村いわもと農園の無農薬野菜
余市町登の新規就農ネットワーク「のぼりんぐ」
せたなの若い農家グループ「やまの会」
生活クラブ生協
売れてまっか!?

メインゲスト<おしどりマコ・ケン>のトーク

メインゲストのおしどりマコ・ケンの
トークが始まった。
吉本所属の夫婦漫才コンビ。

余市の海が見える、標高420mの山の家。
こんな自然豊かなな環境の中で
トークしたことがありますか?

もちろん、「ないです!」

福島原発事故以降、
政府や東電の記者会見に出席し続け、
現地取材も積極的に行っている漫才コンビ。

すごい!

仕事も干されたが、
すごく勉強し、
地べたを這いずって行動してきただけに
トークに説得力がある。

そして、漫才師という技を持っているので
本質を得た話しをわかりやすく話す。

東電の記者会見に出席し、
質問する漫才師が過去にいただろうか。

泊原発が着工・稼働する30年前とは
すっかり時代が変わっているのだ。

反原発派はいまや少数派ではなく、多数派だ。
その証拠に原発ゼロが今も続いている。

だからって、慢心しているわけではない。
推進派は再稼働に躍起になっている。

インターネットを飛び交う<おしどりマコ・ケン>ではない、
生身の<おしどりマコ・ケン>がいま必要とされているのだ。

マコさんは「朝日新聞は吉田調書で
誤った記事を報じた。新聞記者の常
套事手段である裏付けをしなかった」
と批判した。

隙を見せたら、いつでも権力は襲いかかってくる。
最前線でたたかう者は、そんな警戒心が必要だ。
<歴史は繰り返す>。

おしどりマコ・ケンさん

Mom's summitスタート

午前10時、
山の家の歴史の1ページを飾る
Mom's summit(マムズ・サミット)が始まった。

まだ人はまばらだけど、
新しい時代を切り開く予感いっぱいのイベントだ。

主催するAsya-projectに
おおいにエールを送りたい!
受付する「山の家ガールズ」
テーマは「食と放射能、未来のために!」
あいさつする札幌恊働福祉会の辰田理事長
(札幌恊働福祉会がスポンサーとなった札幌国際
芸術祭 「フェスティバルFUKUSHIMA!」で使
用した浴衣を着用)
メインステージの第1弾はムックリタッチアンドミーのライブ