1983年、当時の敦賀市長の高木孝一が
商工会議所で原発誘致の講演をした。
「敦賀2号機の場合、電源三法により
7年間で42億のカネが入ってくる。
その代わりに100年後、50年後身体
障害者が生まれてくるやら、わかり
ませんけど、(原発を)おやりにな
ったほうがよい」(『鄙への想い』151P)
人間の健康被害を予測しながら、金を
ちらつかせて誘致する確信犯。
被害があるから補償金で黙らせる。
原発も水俣も同じ構造だ。
どこかの環境大臣が
「最後はどうせ金目でしょ」と
本音を言って、県知事を怒らせた。
水俣病は発症から50年以上経った今も
30代で発症する人がいて、
認定されない患者が広く存在する。
認定されたのはわずか2,273人で、
今も5万5千人が認定を申請している。
では、放射能被曝は
どこまで広がり、いつまで続くのか。
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