2014年5月31日土曜日

児童10人の登小学校の運動会

今日は、余市町立登小学校の運動会。

安斎農園のお子さんたちや
福島野菜便の発送のお手伝いに来てくれる
農家のお子さんたちの通う小学校。

児童数は10人だから、
保護者のプログラムも多い。

夏のような暑さの中、
子どもたちは元気いっぱいに
運動会を楽しんでした。

地域総ぐるみの運動会
総勢10人の登小の児童たち
おじいちゃんやおばあちゃんが参加する競技も

札幌ウッディーズ

今日は、
間伐ボランティア「札幌ウッディーズ」のみなさんが
来て下さり、
林の状態を診断、
一部試し切りをしてくれた。

密生しているため、枝がつかずに、上へ上へと伸びているカラマツ
東斜面の辰田ロードを下る
ギョウジャニンニクを見つけた!
日が当たる頭の部分だけ枝が広がり、
下の方にはまったく枝がついていない
林の際、広い空間の方にだけ枝が広がっている
お試し伐採中。樹齢40年のカラマツも太くならない。
切ってみると外側の年輪の幅が非常に狭い。

2014年5月29日木曜日

山の家は山菜の宝庫


いま、ウドがどんどん出ている。
たらんぼの芽、
ワラビも出始めた。


2014年5月26日月曜日

山の家野菜便「アップルTimes」創刊!

<福島〜北海道>野菜便の共同購入者むけに
情報紙「アップルTimes」が創刊された。

今日発送した野菜便に同封する予定が、
印刷機のトナー不足で間に合わず。
残念!
明日の野菜便に乗せます。

編集は安斎農園の由希子さんと
お子さんの由羽ちゃん。

生産者の紹介を毎回行っていくが、
今回は自問自答スタイルで
安斎農園の自然卵について、
紹介している。

4コマ漫画がおもしろいよ。



2014年5月24日土曜日

時間を忘れてのんびりできる山奥のカフェ「一樹の庥(かげ)」

四国徳島県上勝町の月ヶ谷温泉から山間に入り、
細い山道をクルマで
どんどん登ること7〜8分。

まわりは林だけの山の中腹に
築160年の古民家がある。

ここがシェアカフェ「一樹の庥(かげ)」。
日替わりでシェフがカフェを営業し、
ランチやコーヒーを提供する。

こんなスゴイ隠れ家があるなんて!
今度は泊まりに来たい。

毎週土曜日はバーになるという。
夜は満点の星だろう。

なんともいい雰囲気、時間を忘れてのんびりできる。
店内はなかなかおしゃれ。
気持ちが落ち着く和室
天上のカフェからの最高の眺め。
縁側に寝転ぶと庇(ひさし)の向こうに青空が。
時間を忘れてのんびりできる至福の時。

上勝町の棚田米

行ってきました。
四国の徳島県上勝町。

人口1,774人。
標高は200~700m。
85.6%が森林で、
高齢化率はなんと51.30%です。

そんな町がいま、
全国から注目され、
北は北海道、南は九州、
そして、最近は外国からも
視察が絶えないという。

その報告は順次していきますが、
まずは第1弾、棚田米。

段々畑は畑。
棚田米は傾斜地に階段状に作られた水田。
そこで穫れたお米がおいしい!

美味しさの秘訣は
寒暖差が大きいこと。

傾斜地で機械が使えないので、
刈り取った稲はハサ掛け(天日干し)するので、
ほどよく乾燥する。

山からの湧き水で栽培、
生活排水が入らない水のきれいな田んぼ。
ミネラル豊富。
それが棚田米。

そして、棚田米と湧き水でつくった
上勝の純米吟醸原酒。
まろやかで、うまい!

喰田(田んぼごと食べてしまいたくなる美味しさ)の棚田米。
棚田の保存と農業後継者の育成という願いをこめて造れれたお酒

2014年5月21日水曜日

福島の桃源郷「花見山」


福島市の「花見山」といえば、
桜や梅など四季折々の花が咲き乱れ、
福島の桃源郷と呼ばれている。

そこに今年は26万人もの観光客が
訪れた。

除染された広場におかれた
モニタリングポストの数値は
0.27μs(マイクロシーベルト)。

ところが、山の中はほとんど
除染が行われず、各所で
高い数値が出ている。

そんな花見山の様子を紹介した
ドキュメント映像が以下のHPで
見ることができる。

http://www.youtube.com/watch?v=_8LlHvNtnzM

2014年5月20日火曜日

初夏のような陽気

今朝は初夏のような陽気で
朝8時の玄関の温度計は
15℃を超えている。

朝の天気予報は、
今日は余市の気温が全道一高く、
すでに18.3℃と報じている。

2014年5月16日金曜日

山の家's イベント Part ⒈「おもちつきをしよう!命のことを学ぼう!」

山の家でこれから月1回、
イベントを実施します。

詳細は、
https://www.facebook.com/events/1420338241570965/permalink/1422648764673246/

イベントを通じて、山の家を
避難者と地域の人たちの交流の場、
情報の発信地にします。

第1回は、
おもちつきをしよう!
命のことを学ぼう!

〈 日 時 〉 2014年6月1日(日)10時スタート
〈 場 所 〉 山の家きょうどう(仁木町東町緑ヶ丘114番地)
〈 主 催 〉 社会福祉法人・札幌協働福祉会“山の家きょうどう”

〈 参加費 〉 中学生以上1,500円 小学生700円(主に食材購入費)。

遠方からの参加者や宿泊を希望される方は宿泊付きも可。

〈 宿泊付きの参加費 〉大人5,000円(3,000円) 中高校生3,000円(1,500円) 小学生700円(無料)
             ( )内は、避難者割引価格   

◎タイムテーブル 
  5月31日(土)15:00〜受付(受付後夕食まで自由行動〜温泉や散歩など)
        17:00〜夕食(バーベキュー)&交流会
  6月 1日(日)  8:00〜朝食
       <当日参加合流>
        10:00〜生命を学ぶワークショップ(鶏しめ)
        11:00〜餅つき&昼食(雑煮、よもぎ餅、きな粉、あんこ、大根おろし、
           納豆もちなど)
        13:00〜ゲームなどお楽しみタイム
        15:00 解散
       <後泊者のみ>
        18:00 夕食&交流会 2日8:00朝食 10:00解散

2014年5月15日木曜日

早い雪解け

今年は雪解けが早い。
昨年と較べるとビックリ。
まだ、こんなに雪があったんだ。
昨年の5月8日

今年の5月8日

桃とサクランボも開花

例年より早い桜に開花だったが、
桜に続いて、今度は
サクランボと桃が一斉に開花して、
新緑をバックに、
里の景色は色鮮やかだ。

余市町登地区のサクランボ


満開 
桃源郷(登地区の桃)
桃の花

2014年5月13日火曜日

山の家料理教室

3月19日から滞在していたKさん一家が
15日札幌の北区あいの里に引っ越す。

トラックに明日積込む荷物を
玄関フロアに運んだ。

来た時も段ボールは40個を超えたが、
出る時もやはり40個はある。

実は、山の家では
<優さん彩さん姉妹の山の家料理教室>が
夜な夜な密かに開かれて来た。

今晩もイタリアン・ブレッドの作り方を
同宿のマリさんに伝授。

出来上がったのは、
「マリ・マリ・パン」。

用意してくれたカレースープに
つけて食べるとおいしい。

ご馳走とともにいただく
思い出深い至福のひととき。

それにしても、
Kさん一家がいなくなると
山の家も寂しくなる。

とりわけ、神秘的な魅力をたたえた
優さん彩さん姉妹から
もともっと、いろいろなことを
教えてもらいたかった。

玄関フロアに積まれた引っ越し荷物 
山の家料理教室でパン生地をこねるマリさん 
焼き上がった「マリ・マリ・パン」(奥の皿)
ナンに似ているがおいしい!

2014年5月11日日曜日

兄ちゃんが帰って来た!

11月初めに長い旅に出た兄(あん)ちゃんが
半年ぶりに帰って来た。

伊豆大島から宮城県石巻へ
震災被災地支援のボランティアの旅に出て、
活躍して来た兄ちゃん。

4月末に戻って来て
いま、本部付で働いている。
お腹のあたり、スッキリしたかな?


2014年5月9日金曜日

女性ハンターの会が発足

以前、紹介した『鹿角工作&エゾシカ講座2014春』
主催するのは、TWINという団体。

聞いたことがなかったので、
検索してみると、
The Women In Natureの略で
北海道の女性ハンターの会であることがわかった。

道内各地に狩猟会があるが、
いずこも同じ高齢化が進み、
後継者不足に悩んでいる。

そこに登場したのが、
女性ハンターの会。

「野生動物は森林が育む大切な自然資源です。
 これを再認識し、日本人の生活の中に野生
 動物との関わりを取り戻すためには、家庭
 の中核を担う女性の力が重要だと考えます」
 (HPより)

shoot&eat(撃って食べる)
というところが
頼もしい。



2014年5月6日火曜日

おやつ〜石牟礼道子自伝『葭の渚』から

石牟礼道子の自伝
『葭(よし)の渚』(2014.1藤原書店)を
読んでいたら、
おもしろい一節に出くわした。
(以下、同書120Pより)

******

水俣の小学校1、2年生の時の
同級生に谷川徳子がいた。

父上は眼科病院の院長先生で
大きな屋敷に住み、広い裏庭には
ビワの木が4、5本あった。

この谷川家こそ、谷川4兄弟を生んだ名家だと後で知った。

4兄弟とは、
民俗学者の谷川健一、
詩人の谷川雁、
東洋史学者の谷川道雄、
日本エディタースクールの創立者になった谷川(後に吉田)公彦。

石牟礼道子は徳子の家によく遊びにいき、
ビワの木によじ登っては
実をもいで、徳子に拾わせた。

「何と躾のなっていない児(こ)だと思われたにちがいない。
 その頃の私は木というものは登るためにあると思っていて・・・」
と書いている。

そのうち、(徳子の)お母さまから
「おやつですよ」という声がかかった。

「見たこともないカステラのようなものが」
「うちには、『おやつ』という言葉はなかった」

********

この一節を読んで、
私の子どもの頃のことを思い出した。

私の生まれ育った鎌倉の実家の前に
大きな屋敷がどでんとあった。

この屋敷こそ、「鉄は国家なり」の
新日鉄・稲山社長の別荘だった。
夏になると、
まだ子どもの御曹司が遊びに来る。

ある日、別荘の女中さんが
「お坊ちゃまと遊んであげて」と
呼びに来た。

3時のおやつの時間になると
いままで食べたこともないケーキが出てきた。

お坊ちゃまとの遊びは
まったくおもしろくなかったが、
おやつだけが楽しみだった。

そのお坊ちゃまが
女中さんを足で蹴っている場面に
遭遇したことがあった。

子ども心に腹立たしいと思ったが、
私は黙ってケーキを食べていた。

谷川雁とこの稲山家が
かつて資本対労働でぶつかりあった時代が
あったこともおもしろい。


連休の旭山動物園に日帰り旅行

福島市から来たご家族は
4日は旭山動物園(旭川市)に
日帰りで出かけた。

高速道路を使っても
山の家からは片道3時間。
早朝6時に出発した。

ゴールデン・ウィークのド真ん中、
予想通り、相当混んでいたそうだ。

それでも、
男の子ばかり4人のお子さんは大喜び。

予定より1時間遅い、午後8時に
山の家に戻って来て、
ジンギスカンをお腹いっぱい食べた。

昨日、苫小牧でお持ち帰りのお寿司を買って、
フェリーに乗り込んだ。

わずか3日間の北海道だったが、
大満足だったよう。

残り少なくなった雪で雪投げ遊びをするRちゃん

2014年5月5日月曜日

5月連休、賑やかな山の家

5月連休も後半に入って、
福島や仙台から来られた方、
札幌の避難者も来て、
賑やかになった山の家。

昨夜の夕食はジンギスカン。
余市の肉屋さんのラム肉ショルダーがおいしい。
タレも肉屋さんの自家製。

食後のデザートは
新潟県佐渡の避難者から
差し入れていただいた笹団子。

笹団子は新潟の特産で
餡の入ったヨモギ団子を
3枚のササの葉でくるんだ和菓子。

お腹は大満足。
すっかり雪も消えた山の家
このラム肉はおいしい。

よもぎを使った笹団子

小学6年のH君のアイデア、笹の葉でくるんだ白樺の樹液
せっけん。殺菌作用のある笹の成分をせっけんに使っては
-----といろんなアイデアが出る。           


小樽の旭展望台

5月連休も後半に入った。

3日に苫小牧西港に到着した
福島市内からのご家族を迎えて、
山の家に向かった。

途中、小樽運河で昼食をとり、
その後、旭展望台へ。

展望台は
小樽駅裏の坂を上がり、
小樽商科大学の手前から
山道に入って2kmほどのところにある。

歩いても行けるので
小樽市民の散策路にもなっている。

展望台に立つと
小樽港、小樽の市街が一望にできる。
天気がよければ、
対岸に雄冬岬も見える。



2014年5月1日木曜日

ペクチンの多い青りんご<E-1>

余市産の青リンゴE-1を
使ったりんごジャムを
余市の八百屋さんで売っていた。

E-1はイギリスから来た品種で
正式には「ブライムリース・シードリング」。

酸味の強い料理用のリンゴで、
熱を加えるとすぐ煮とろける。
それだけアップルペクチンが
多量に含まれるという。

食べてみると
ほどよい酸味があり、
おいしい。

英国の料理用リンゴでは、
市場の95%のシェアを
占めているそうだ。

A君とお別れ

2月25日から2カ月余り
山の家に滞在した2歳のA君が
明日、福島に戻る。

来春入園する幼稚園は
札幌に決めている。

夏にまた北海道に来て、
今度は家探し。
それまで元気でね!
一輪車に雪を積んで、どこに持っていくのかな?