2014年8月27日水曜日

石窯登場

山の家に石窯がやってきた。

日曜日のイベントで
ピザを振る舞うために
赤井川村・関野農場の関野さんが
持ち込んだもの。

なんとなんと、
灯油タンクを利用してつくった
移動式の石窯。

タンクを鉄板で上下に分け、
窯の部分は外側からレンガで覆い、
内部の高温にする仕組みだ。

さて、ピザの焼き映えは如何に?
残念ながら、
私はご相伴にあずかれなかった。

2014年8月26日火曜日

今年の作柄

[北海道〜福島]野菜便では
栗山町のおぼろづきと
仁木町のななつぼしを
福島のお母さんたちに届けている。

1週間前に栗山の国岡農園に行ったら、
「来月から新米が出せる」
と言われてビックリ。

今年はずーっと好天が続いて
お米の作柄は良好だったようだ。

仁木町の岩本農園も
9月上旬にコンバインを入れるので、
9月下旬には出荷が始まるとのこと。

写真は岩本農園の水田。
<実るほど頭を垂れる稲穂かな>

その心は、
稲が実を熟すほど穂が垂れ下がるように、
人間も学問や徳が深まるにつれ謙虚になり、
小人物ほど尊大に振る舞うこと--- だそうだ。

まったく、その通り!


センチメンタル

早いもので、
子どもたちが帰って
もう1週間になる。

あの喧噪が嘘のように
静まり返った山の家。

2学期が始まって、
元気でやっているかな。

「無事帰ってきました。
 楽しかったとペラペラ話しています。
 本当に本当にありがとうございます。」

「夢のような1ヶ月間だったようで
 楽しかった話が止まりません。
 夜になると『Aに会いたい…。Bに会いたい…。山の家がいい…。』
 とメソメソ…。
 涙で枕をぬらしながら眠りました。」

こんなメールをいただくと
やって良かったと思わずにはいられない。
スタッフの労苦がむくわれる。

子どもたちがいなくなった山の家 
ドタバタドタバタ走りまわったのだが・・ 


2014年8月25日月曜日

資源回収日

思い切って、本棚を整理した。
いままで思い立っても
なかなかできなかった。

本を処分すると言うことは
過去を整理することでもある。

処分してみたら
身軽になった。


2014年8月22日金曜日

学校給食のご飯は県外産の署名にご協力を


学校給食に安全安心の
北海道米を使用してきたいわき市が
地元産米を使用することに転換しようとしている。

いろんな事情で
避難移住ができないお母さんたちは
内部被曝を避けるために
食べ物に細心の注意を払っている。

唯一、いままでがんばってきたいわき市に
県外産のお米を引き続き、使用していただくため
署名にご協力を。
以下のキャンペーンのリンクからネット上で署名ができる仕組みになっています。

http://www.change.org/p/いわき市長清水敏男様-いわき市教育委員会教育長吉田尚様-原発事故の被害を受けた子どもたちの学校給食で-地元のお米の使用を急ぐことを辞めてください?recruiter=143316095&utm_campaign=signature_receipt&utm_medium=email&utm_source=share_petition


避難者の住宅支援問題で9月1日、講演と討論


避難者の住宅支援の必要性と
その根拠づけになる考えを
共有してもらおうと
「原発事故避難者の住宅支援のこれからを考える」
という集会が9月1日に
北海道大学学術交流会館で開催される。

内容は、
18:30 開会あいさつ
18:35 「避難者住宅支援の経緯と問題点」
     福島の子どもたちを守る法律家ネットワーク/河崎健一郎弁護士
19:00 「居住福祉法学と原発事故被災者問題」
    北海道大学教授/吉田邦彦
20:00 吉田、河﨑、避難当事者2名によるディスカッション
20:40 閉会あいさつ


2014年8月20日水曜日

天皇制〜人の一生を籠の鳥にするな

原武史の『大正天皇』に続いて
『可視化された帝国〜近代日本の行幸啓』を
読んでいる。

近代国家が成立したのは明治維新。

ある政治学者は
知ることも会うこともできない人々を
同じ「国民」として想像できた時、
「国民国家」は成立すると言った。
国民とは、想像の政治共同体であると。

この本は、
天皇の行幸啓を通じて
天皇制超国家主義がどう形成されたかを
論じている。

江戸時代の庶民は、もちろん
天皇の存在さえ知らない。
戦国の最終的勝利者が江戸幕府を樹立したのだ。

中国や朝鮮半島のように
儒教という支配イデオロギーもなかったので、
大名の参勤交代(行列への土下座の強制)
という視覚的統治技術で
権力を浸透させた。

明治新政府は「王政復古」を掲げ
「復古神道」を
支配イデオロギーにしようとしたが、
失敗。

それに代わって、
天皇の巡幸行幸で
「臣民」に天皇の存在を認識させ、
忠誠心を培養した。

巡幸行幸こそ参勤交代と同じ
視覚的統治技術。
生身の天皇を見せることで
「一君万民」の政治空間を演出した。

教育勅語や各学校に「ご真影」が飾られ
敬礼が強制されるなどして
天皇制イデオロギーは強化され、
戦争へと突っ走って行く。

敗戦後、象徴天皇制という形で
天皇制は残った。
1945年12月の世論調査で
天皇制支持は90%を超えた。

今でも世論調査すれば
同じような数字が出るのだろう。

天皇が亡くなったといえば、
記帳する若者の姿を多く見る。
靖国神社にも若者の姿が少なくない。

自分を超える存在、権威、永遠を
人間は求めているのだろうか。

そんななか、上野千鶴子の
「人の一生を『籠の鳥』にするような、
人権を無視した非人間的な制度の犠牲には、
誰にもなってもらいたくない」
という天皇制廃止論は
わかりやすい。






2014年8月18日月曜日

北海道野菜便、再開。

山の家での子どもキャンプ
「おもいっきり夏休みin北海道」が
終わった。

たくさんの思い出をつくって、
「また冬休みに会おうね」という言葉を残して
子どもたちはフェリーに乗った。

北海道も福島も
今週で夏休みは終わり。

【北海道〜福島】野菜便、復活。
今月は宅急便で送る。

今日、注文票を送ろうと思ったが、
間に合わず。
明日は必ず。

保養に出かけたみなさん、
もう帰ってきているかな?

昨日帰った子どもたち、
余湖農園の直売所で
ソフトクリームを買わずに
家に持ち帰る野菜をたくさん、
買っていた子がいた。

そういえば、震災の年、
そんな話しがたくさん、聞かれた。

子どもは子どもなりに
いろんなことを考えている。

まだまだ何も変わっていないフクシマ。

クワガタの機内持ち込み、要注意!


白河から来られたKさん、
8歳と2歳のお子さんを連れて
1週間山の家に滞在され、
16日に帰られた。

「一週間という短い間でしたが
 白河では出来ない草むらで虫
 とりや寝そべったりできて良
 かったです。二人ともほとん
 どの時間を外で過ごしたよう
 に思います。」

ほとんどお構いできなかったのだが、
いただいたメールを見て、
少し安心した。

メールには次のような文面も。

 帰りの空港で
 機内に持ち込もうとしたクワガタ8匹、
 保管検査に引っかかり、
 ひと悶着あった。

 でも、何とか機内に持ち込めた。
 数が多いと事前申請が必要らしい。

 機内に持ち込む際は
 虫が逃げたさないように
 ガムテープでがっちり固定された。
 でも、無事クワガタとともに家に着きました。



北海道最後の日〜その3

今年の「おもいっきり夏休みin北海道」は
4年目で子どもたちも落ち着いてきたせいか、
ケガも病気もなく、
無事に終わることができた。

最後の1週間は
保護者が主体になってという
新しい試みだった。

ただ、準備も含めて
不十分な体制の中で
特定の保護者に大変な負担をかけてしまったことは
反省材料。

今後に向けて
きちんと話し合わなければならない。

こんなひと時もいいね(恵庭・ルルマップ自然公園)。 
まだまだ暑い福島へもどる子どもたち(苫小牧港)

北海道最後の日〜その2

ピザ体験に続いて、
次は収穫体験。

露地栽培の加工用トマトの収穫だ。

収穫したトマトは今日、
本州に送られる。

加工用トマトは今日が収穫初日、まだまだ
色づいていないトマトがいっぱい
いつも行動は一緒、仲がいいポンツス君とたっ君。
20kgで360円の作業料がもらえるので、みんながんばる。
りんちゃんもがんばっている。
天気がよくて、気持がいい。
16箱、320kgの収穫、やったー!

北海道最後の日

今日は恵庭の余湖農園で
ピザづくり体験。

余湖農園は
JGAP(安全安心な農産物)認証の農場。

毎月福島県に届けている
新鮮でおいしい野菜は
ここの野菜だ。

4週間過ごした山の家を9時に出発。
余湖農園に着いたのは11時すぎ。
さー、いよいよ体験だー。


ピザ生地をつくって、発酵させる


発酵するまでの間に畑でとれた野菜を洗ったり、切ったり
良ちゃんも包丁を持って・・
おっ!たっ君も。 
家に帰っても、お手伝いやってね。
ピザののせる野菜は少し炒めておく
発酵した生地をこねる(隣では、タマネギが目にしみて・・)
お皿いっぱいに手のひらで生地を広げ、野菜や
ソーセージ、トマトソース、チーズをのせる。
たっ君、がんばれ!
さーっ、それでは石窯で焼こう。1~2分で焼き上がる。
レンガでつくった農園手製の石窯

自分でつくった焼きたてのピザ、おいしい!
まんぞく、まんぞく!

2014年8月17日日曜日

アリさんと王女様も出演したが・・・


真ん中の2人はアリさん、そして、左端は王子様
王子と王女

仮装盆踊り大会、おとな部門でも2位獲得

仁木町仮装盆踊り大会。

おとな部門でも山の家グループの
スェーデンから来たポンツス君が
2位に入った。

賞品は36本入りのビール箱。
ところが、19歳のポンツス君は
日本ではお酒が飲めない。
(スェーデンでは18歳からOK)

うれしさとくやしさの
ふたつの表情を見せるポンツス君。

ヤッター!でも、飲めない!
いちごケーキの仮装で踊るポンツス君


2014年8月16日土曜日

輪投げ〜仮装盆踊り大会

がんばる倫ちゃん。
オッ、入った!





北海道の最後の夜〜仮装盆踊りで優勝

4週間の「おもいっきり夏休みin北海道」も
いよいよ今日が最後の夜。
明日の夜は船の上だ。

子どもたちは
仁木町の仮装盆踊りに参加し、
思い出の最終ページをつくった。

この仮装盆踊りに
早くから闘志を燃やし、
鎧づくりにがんばった良亮君。

今日は伊達政宗の仮装で参加し、
なんと子ども部門で優勝した。

鎧兜(よろいかぶと)で踊る良亮クン。
仮装盆踊りコンクールで優勝。カッコいい!
賞品は5000円相当のお菓子(右の箱)と花火、バズーカ水鉄砲



2014年8月15日金曜日

積丹ブルーの神威岬へ

今日はバスで積丹半島めぐり。
島武意海岸を見た後、
神威岬では片道30分の岬の突端まで走破。
青い空、積丹ブルーの海を楽しんだ。

恐竜の背中のような神威岬
360度の眺望


おもいっきり夏休みにボランティアで参加しているスェーデンの若者、
ポンツスさん(左から3人目)も「素晴らしかった、海がきれい、楽しかった」。

2014年8月14日木曜日

コンビニで買い物

思いっきり汗を流した後は、
コンビニで買い物。

みんなアイスクリームや冷たいものを
買っているのに、
何も買わずに立ち読みしているのが
約1名。

さて、だれでしょう?
(読んでいるのは、anan)