2013年10月28日月曜日

秋深し

昨日は寒波到来で寒い一日だった。
山の家の朝方の外気温は11℃だったのに、
昼になると7℃まで下がっていた。

雨も降ったり止んだり。
山の家周辺は
山々が色づき、紅葉真っ盛り。
雨が上がった一瞬、
色づいた山間に虹がかかっていた。

仁木町大江
余市町登
海も時化(しけ)〜余市湾

2013年10月23日水曜日

飲んベーのいる山の家

やっぱり、山の家は
飲んベーが集まっていると
思われているんだ!

今日、ゲストハウスを留守にしている間に
訪問者があったようだ。

カギのかかった玄関先に
メモと一緒に、お酒が置いてあった。

「お久しぶりです。
遊びに来ましたが、
留守なのでお酒おいていきます。
また来ます。-----  K」

「お酒のんでね----ヒマリ」

まだ2歳に満たないヒマリちゃんが
お酒のんでね!と書き置きするわけないじゃん。

とはいえ、せっかく来てもらったのに
留守して申し訳ない。

Kさんは4月1日から1カ月、
ゲストハウスに滞在。

由仁町に両親が住んでいるが、
そこに行くと、
早く夫の元に戻れと言われるので、
山の家にしばらく滞在した。

その後は、由仁町でずーっと
暮らした。
今度来る時は絶対居るからね!
今度来るときは気遣いなしだよ!










特別純米「ひやおろし」


山の家はよほど、
飲んベーばかりが集まっていると
思われているのだろうか。

今回の福島への野菜トラック便の差し入れが
特別純米「大那」ひやおろし---だった。
蔵元は栃木県大田原市。

インターネットで調べると、
「ひやおろし」とは、
春先にしぼられた新酒に火入れ(加熱処理)を行い、
夏の間に ひんやりした酒蔵の中で貯蔵して程よく熟成させ、
秋になって、蔵の中と外の温度が同じ になる頃から
瓶詰めして出荷したお酒のことをいう。

「秋の季節酒」と言われていて、
秋の季節にまろやかな旨味を
堪能できるお酒として知られているそうだ。

ただいま、独酌中。


2013年10月22日火曜日

日野行介著「県民健康管理調査の闇」

『県民健康管理調査の闇』 日野行介 著(岩波新書)


福島県が行っている県民健康管理調査。

その検討委員会(座長/山下俊一福島県立医大副学長〜当時)が、
放射能被曝による健康被害を過小評価するために、
事前に秘密会議を開いて、
情報操作や隠蔽工作を行っていた。
その議事録さえ改ざんしていた。

この本の著者である、毎日新聞の記者が
その実態を暴露した。
本書は、調査報道による一連の経過を
まとめたものだ。

内部被曝の検査は甲状腺検査以外実施せず、
WBC(ホールボディカウンター)より50倍も
検出限界が低い尿検査が提案されても、
首長の理解を得られないという、
理由にもならない理由で反対するなど
県民の健康を蔑ろにする県の姿勢は驚くばかりだ。

甲状腺検査が一巡するのに3年もかかるのに、
「県内の受診体制を整えるまで
検査できる県外医療機関の認定を遅らせる」
などが公然と議論されている。

こんなことがまかり通っていいのだろうか、
という事実が次から次へと出てくる。
読んでいると、はらわたが煮えくり返ってくる。


2013年10月19日土曜日

井内農園で長十郎の収穫作業(10/18)

毎週、仁木町に来て、
果樹農家の援農に来ている
ふれあいセンターのユーザーさんたち。

今日も5人のユーザーさんが
元気にやってきた。

今日は、収穫時期を迎えた
梨(なし)の長十郎の収穫作業。

午前中で作業を終えて、
収穫した長十郎を
ガブリとぱくつくと
何とも言えず、甘くておいしかった。

井内農園の今シーズンの収穫は今日でおわり。
天と地の恵み、ありがとう。

たわわになる長十郎
鳥に食べられた梨も多かった。
天気に恵まれた今年最後の収穫
軽トラに積まれた箱は10数個 
大地に感謝し、みんなで記念写真

野菜便お礼のメール(その3)


無事にご帰還のお知らせ、
ありがとうございます。安心しました。

今回も、新鮮な北海道野菜・くだもの、
ありがとうございました。

特に、今回は大型の台風が接近する中での、
複数地点での運搬・荷降ろしは、
さぞかし大変だったろうと推察しますが、
そんなことを微塵も感じさせず、
飄々と作業をお手伝いいただく姿に、
後光が差すようでした。
(ちょっとジジくさい表現?)

本当に、ありがとうございました。
保養で北海道の「山の家」に伺ったことのある参加者の方々は、
久しぶりにお話出来るのを、
楽しみにしていたようですが、
当日は、荷降ろしで、
ゆっくりお話していただく余裕も無かったことも、
反省しています。

また、当日残していただいた野菜は、
一部を仕分け頂いたみなさんに引き取っていただき、
残りを、駐車場をお貸しいただいた西那須野幼稚園の
園長先生のご好意で買い取って頂くことが出来ました。

この分も含めると、概算ですが、
前回のほぼ倍の売り上げとなります。
参加頂いたみなさんのご協力にも感謝したいと思います。

この北海道野菜便は、単なる安全な野菜の直売ではなく、
福島の人たちに安全な野菜を届けるための
プロジェクトの一環であると、私たちは考えています。

栃木での売り上げ増で、
このプロジェクトを安定させ継続的なものになると信じて、
これからも協力していきたいと考えております。

今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。
お疲れ様でした。ゆっくりお休み下さい。
長文失礼しました。

北海道野菜便プロジェクト・栃木(那須塩原)
大山昌利

(栃木のみなさんの心意気、ジーンときました。)
(勝手ながら一部割愛し、掲載させて頂きました〜ブロガー)

野菜便お礼のメール(その2)


矢板市 Aさん
今朝、Bさんちからお野菜もらってきました。
いろんな方の想いと手を経てうちに届いたんだな、と
皆さんのメールを読んで、今さらながら気付きました。
新鮮お野菜、なお美味しく感じられます。
長引く風邪も吹っ飛びそうです。
台風にもかかわらず働いてくださった皆さん、ありがとうございました!

矢板市 Bさん
無事に届いた野菜たちを見ながら、
たくさんの方にお世話になったことにあらためて感謝。
さあ大切にいただきましょう。
(略)
繋がっていく、
いいですね。
運転手さんたちは無事に戻られたのでしょうか。
本当にありがとうございました。

塩谷町 Cさん
昨日は、台風の中、皆さま本当にありがとうございました。
運転手さん達は、無事帰りのフェリーに乗れましたでしょうか?
悪天候の中、皆さんが届けてくれたお野菜、いっそう有り難く、感謝でいっぱいで
す。
お野菜のお陰で、二品も三品もおかずが増え、食卓が豊かになります。
今朝の娘のお弁当も豪華になりました。
大切に頂きます。

大田原 Dさん
この台風の中、はるばる北海道から
向かってくれているTさんとOさんには本当に感謝です。

那須塩原 Eさん
今日の野菜便の件、10年に1度の大型台風がやってきている中、
Tさんたちがこちらに向かわれていることが、とても心配です。
強風の中、トラックが倒れたりしないか・・・不安になってしまいます。
可能であれば一日延期していただいて、安全にこちらにお越しいただきたいと
思ってしまいますが・・・。

野菜便のお礼のメール(その1)


こんにちは。郡山市○○です。(匿名にしました〜ブロガー)

台風接近にともないトラック便の道中が心配でしたが、
無事お帰りになられてよかったです。
今回で郡山は2回目となりました。
野菜おろしがイベントのようで楽しみました。

届けていただいた野菜はどれもおいしくいただいております。
前回ミニにみえなかったセロリを今回購入しました。
久しぶりにおいしいセロリを食べました!
苦手な子供たちも思わず1口は食べてました^^;

郡山では野菜を買いにこられているかた皆さんが
北海道の野菜を楽しみにしています。
ぜひこのプロジェクトが長く続くことになればと思います。
このプロジェクトにかかわってくださる皆様に感謝いたします。
運転手の方もお疲れ さまでした。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

(郡山では、みなさん総出で
 本当に楽しく、荷下ろしを手伝ってくれました。
 ありがとうございます。〜ブロガー)

《北海道〜福島》野菜トラック便、第3弾!続編


3回目の今回は、通常の野菜・お米のほかに、
箱単位のじゃがいもや果物、卵、味噌、
花かつお、昆布と商品を増やした。
これも余市の安斎農園の安斎由起子さんのお陰。

そして、プロジェクトの赤字を心配した
那須塩原さんががんばってくださり、
注文数が倍増したことで、
トラックの荷台が満杯になった。
ありがとうございます。
(プロジェクトの赤字は心配ありませんよ。
札幌協働福祉会が支援しています)。

ただ、事前に野菜の地域別仕分けが今回もできず、
川俣30分遅れ、福島・郡山1時間遅れ、
最後の那須塩原は高速矢吹IC~西那須野塩原IC間が
事故通行止めもあって、1時間50分遅れと
またまた、ご迷惑をかけてしまった。
(台風よりも高速の通行止めが痛かった!)

相馬には予定通り10時30分到着。
1時間かかって荷下ろしが終わる頃には、
お客さんが次から次へとクルマでやってきた。

福島市内乗り入れは今回が初めて。
YWCAの事務所である「カーロふくしま」が
荷下ろし先。
スタッフの方がお一人、待っていてくれた。

郡山の3aの会は今回も
6〜7人の会員さんが出迎えてくれ
総出で荷下ろしを手伝ってくれた。
北海道の野菜を本当に喜んで下さっている。

厚巻は那須塩原。
真っ暗になった西那須野幼稚園駐車場に
栃木の県北のみなさんが
待ち構えていた。

那須塩原市、塩谷市、大田原市、日光市、
さくら市、矢板市など周辺都市から
野菜受け取りに集結していたのだ。

山の家ゲストハウスに滞在した、
KOZUMIさん、NIWAさん一家、NAKAUTIさん一家も
みんなで出迎えてくれた。
(なんと、なんと、この西那須野幼稚園は
 NAKAUTIさんところの修吾君が通っている幼稚園だ!)

自動車のライトをトラックに向けての
荷下ろし作業。
お疲れさまでした。

午後7時30分、新潟港に向けて
空になったトラックは
那須塩原を出発した。
那須塩原での荷下ろし作業
みんなで記念写真(那須塩原)
帰りは新潟港から。函館を遠望しながら青函海峡をすすむ。

《北海道〜福島》野菜トラック便、第3弾!


17日午後6時、
《北海道〜福島》野菜トラック便、
北海道に無事帰還。

10年に一度の大型といわれる
台風26号が接近する中での
今回の野菜トラック便。

「台風に向かって行くなんて!」
結果によっては
無謀な行動と指弾されかねなかったが、
何はともあれ無事に帰ってこれた。

福島県では全小中学校の一斉休校(16日)を決めた。
「日程を変えたら」「無理しないで」など
心配の声をたくさんいただいた。

誰よりも私たち自身が一番心配だった。
状況によっては、途中で一時避難するなど
安全第一で対応する事を確認して
出発する事を決めた。
せっかく仕入れた野菜や果物の鮮度が落ちてしまわないように。

2トン車がいっぱいになった荷台

























結論から言うと、
高速道路を走っている時に
多少風に煽られたりした程度。
雨脚も強くなく、予想外に順調だった。

一番心配したのは、荷下ろしの時の雨。
合羽や雨よけのブルーシートを用意してもらったが、
幸いな事に荷下ろしの時になると雨があがってくれた。

那須塩原に向かう時には青空まで見えた。
天は我らに味方した。
日頃の行いがよかったか?
風はあるが、道路は乾いている(八戸道)
郡山を出発!青空が見えてきた。

台風一過(須賀川あたり)


2013年10月14日月曜日

広島の被爆者


広島の被爆者の方がおっしゃってたこと。

「福島の人は放射能に対し油断しすぎている」。

2013年10月12日土曜日

「北海道フットパスガイド」出版される!


エコ・ネットワークの小川巌さんが
本場イギリスのフットパスを歩いて
「北海道にフットパスをつくろう!」
と提唱されて、何年になるだろう。

恵庭でも、小川さんの提唱に呼応して
恵庭フットパスをつくる会を立ち上げた。
7つの恵庭フットパス・コースをつくり、
ウォーキングイベントを開催してきた。

お陰さまで、市外から来る人も増え、
今年は札幌山歩会のみなさん48人、
小樽のNPOの「自然の旅クラブ」のみなさん48人が
春と秋に恵庭のフットパスを歩いた。

巌さんの息子さん、小川浩一郎さんが、
読売新聞に連載してきた北海道のフットパスの紹介記事が、
1冊の本にまとめられ、このほど自主出版された。
道内70のコースが1ページごとに紹介され、見やすい。

巌さんがフットパスを提唱して、10年以上経つだろう。
いまや、全道各地にフットパスが広がっていることは、
実に感慨深い。
しかも、北海道から全国へと広がってもいる。

「北海道フットパスガイド」購入の
お問合せはエコ・ネットワークへ。

◆内容◆
A4版(オールカラー)87ページ
定価1,500円+消費税
著者:小川浩一郎
発行:エコ・ネットワーク
TEL011-737-7841
E-mail: eco@hokkai.or.jp


あいの里教育大駅を出発する7.5kmのコースも魅力的だ。

2013年10月11日金曜日

山の家の忘れ物

忘れ物。
ピンクのかわいい刺繍の入ったエプロン。
畳んで食堂に置いてありました。
心当たりのある方は連絡ください。
送りますよ。



2013年10月6日日曜日

スウェーデンの留学生がやってきた!

札幌恊働福祉会は
スウェーデン中央大学の学生2名を
インターンシップで受け入れている。

2人は、9月上旬から3か月の予定で
当法人の事業所「アートセンターあいの里」で
研修を受けている。

「アートセンターあいのさと」
ユーザーさん達の芸術活動を
支援・展開している事業所。

施設長は、福島プロジェクトでも活躍の
碓井画伯。

*****
山の家にやってきた2人の留学生は
2日はインターンシップの中間総括会議、
3日は井内農園での農業自習。
北海道で充実した毎日を送っている。

夜の交流会で自己紹介するアンダースン
大学では社会福祉の勉強をしている。  
  この1か月。いい経験をさせてもらっている。
 将来は、国連かアムネスティで働くことが夢

ーーと語る。             
アウダーは移民の子。お父さんは10数年前
にクルドからスウェーデンにやってきた。
インターンシップでたくさんのことを学びた
い。将来は移民のために働きたい
ーーと語っ
た。                  
真ん中は通訳の日比さん
阿部さんのおいしい料理をいただきながら、話しがはずむ。
デンマークの学生、クリスチャンも久しぶりの登場
(注)クリスチャンは名前です。

2013年10月5日土曜日

秋の井内農園百景


葉が赤く色づくハルニレの木、奥はプルーンの畑 
辰田さんが草刈りしたブドウ畑、その効果で今年は
ブドウの実のなりがいいと井内ママはニッコリ
梨の畑には長十郎の木も数本ある
もう一回り大きくなると収穫時期、
長十郎は甘くておいしい。
午後からはプルーンの収穫作業だ

井内農園で千両なしの収穫作業

10月3日。
生後2か月の赤ちゃんと
5歳の娘さんを連れたFさんが、
1週間の滞在期間を終えて、
札幌に向かう日。

311以降、娘さんが胃炎などで
入退院を繰り返すなど
不安な日々が続いている。

2週間前に夫の理解も得て、
避難移住を決断した。
札幌も選択肢のひとつで、
7日、東京に戻るまでの間に
住む家をさがす。
********

Fさんの娘さんも参加した援農。
井内農園に、
ふれあいセンターのユーザーさん、
本部の面々も参加して、
総勢20人で千両なしの収穫作業を行った。

はしごを使って、高い場所のなしも収穫する
1本の木から100〜200個の梨が収穫できる
スウェーデンの留学生も真剣な表情で
穫った、穫った!
カゴの梨はトレイに移し替える
そして軽トラの荷台に積込んで運ぶ

一休みして水分補給
<一口メモ>
◎千両なし◎
余市町山道村で明治時代に偶然実生として発見され、
自分の身をかえりみず、たくさんなるので
大正11年に身不知(みしらず)と命名。
北海道独自の品種で、その後「千両なし」と名付けられた。
シャリシャリとした食感の梨。


2013年10月4日金曜日

チャッキーの許嫁(いいなづけ)が帰って来た

2歳の北海道犬チャッキーが山の家に来て2か月。

札幌あいの里・拓北連合町内会長の松井さんが
そのとき、一緒に連れて来た生後45日の子犬が
成長して、山の家に戻って来た。

名前は「さくら」。
チャッキーの将来のお嫁さんだ。

大きくて立派な犬小屋も
大口さんがトラックで
札幌から運んできた。

この小屋がいずれ
新婚さんの愛の巣になる。

ところが、さくらは
今は数メートルほど離れているチャッキーの姿を見ると
吠える。

おとなしいチャッキーとは対照的に
元気闊達な子犬だ。
女性が元気なのは、
人間様の世界と似ているが。




2013年10月1日火曜日

色づき始めた野山

今日から10月。
山の家のまわりも
色づき始めた。
色づきはじめた山の家周辺の野山
紫の実をつけた野ぶどう