2015年12月30日水曜日

子どもたち、無事、福島に帰る。

フェリー仙台港に到着!
船の中でも元気いっぱいの子どもたちを
迎えにきた保護者にバトンタッチ。

引率の桑原さん、中村さん
お疲れ様でした。

そして、福島大学の学生さん、
ありがとうございます。

よいお正月を迎えてください。

子どもたちの帰った山の家に1人残された雪だるまさん

2015年12月29日火曜日

福島の子どもたち、帰りを待つ親元へ

昨日、「小国(おぐに)からみんなの咲顔」(伊達市)の
子どもたち13人が
6日間の保養を終えて
帰途についた。

スキーや雪遊び、
もちつき大会など
北海道の冬をたっぷり楽しんだ。

今日は「おもいっきり冬休みin北海道2015」の
子どもたち16人が
苫小牧港からフェリーに乗り、
家族が待つ福島に向かった。

インフルエンザや発熱、ケガもなく
みんな元気に帰っていった。

バスに乗り込む「小国からみんなの咲顔」の子どもたち


もちつき大会

1年の締めくくりと来年の幸運を祈って、
恒例の山の家もちつき大会。

伝統行事を子どもたちに伝えたいと
活動している仁木町の有志の方々が
今年も山の家に来て応援してくれた。

子ども用杵(きね)でもちをつく子どもたち

2015年12月26日土曜日

家族と離れてメリークリスマス!

たくさんの友だちと一緒のクリスマス、
家族と一緒のクリスマス、
どっちがいいのかな?

山の家のクリスマスは
家族と一緒のクリスマスが
できない子どもたちが集まった。

それは福島の原発事故のせい。
少しでも安全安心な場所、
外遊びができる場所に、
一日でも長く保養に出したい
というお母さんの切実な思いから。

でも、たくさんの友だちや
大人たちと一緒に迎えるクリスマスも
最高だよ。

原発事故がなかったら、
福島の友だち、
北海道の友だち、
そして、たくさんの大人たちと
北海道の山の家で
クリスマスを迎えることもなかった。

原発事故に負けない!
前向きに、前向きに生きるのだ!
だって、僕たちは原発事故のマイナスを
プラスに転化して
生きていくのだから。

メリークリスマス、最高!

クリスマスのプログラムのひとつは帯広の中村さんの
レトロな影絵の紙芝居。この真剣な子どもたちの表情
は子どもたちが本当に必要としているものを私たち大
人が提供しているのだろうかと反省を迫る。
子どもたちのオリジナルケーキ。
自分でつくったケーキを食べる幸せ。
エダモン登場。 
幸せを呼ぶクリスマス料理の数々
札幌の自然食レストラン<ホロ>の
工藤夫婦がクリスマスのお話
おいおい!鳥のもも肉2本は食べ過ぎでは?
地元余市町の登小学校のパントマイムに会場は沸いた!
クリスマスパーティが終わったあとも、子どもたち
の遊びは続く。これからも守っていかなければなら
ないのは、このあたりまえの日常。
皿回し、うまい!






2015年12月25日金曜日

ねぎま丼

枝元なほみさんの子ども料理教室。
クリスマスイブはマグロの解体。
子どもたちの目の色が変わった。

まぐろをネギとあえて、
ご飯の上にのせて食べた。
サイコー!




2015年12月24日木曜日

「きぼうのプール」寄贈

北海道森林組合連合会から、
福島の子どもたちに
素敵なクリスマスプレゼント。
その名は「きぼうのプール」。

木枠でできた小さいプールの中に
水の代わりの小さい木の棒が
たくさん入った「きぼう(木棒=希望)のプール」。

木の棒には道内各地の子どもたちが書いた
激励メッセージが書かれている。

室内で過ごす時間が多くなる冬の北海道、
子どもたちにとってはうれしい遊具になる。



寄贈式にサンタさんも登場







10回目の福島原発事故保養プログラム〈おもいっきり冬休みin北海道〉始まる

午前11時に苫小牧港フェリーターミナルに着いた
子どもたち29人。
午後3時過ぎに山の家に到着。

早速、雪の中に入っていったり、
雪道についたタイヤ跡に見入ったり、
北海道犬のチャッキーとたわむれたり、
思い思いの雪体験。

今日から1週間、
おもいっきり北海道を満喫し、
たくさんの人と交わり、
たくさんの思い出をつくり、
自信を得て、
これからの人生を強く生きていってほしい。

日々の様子は下記ブログで毎日更新しています。
http://ameblo.jp/project-fukushima/

なんと料理研究家の枝元なおみさんの料理を
今日から26日まで食べれる子どもたちの幸せ
(写真左端が枝元さん) 
食事のあとはリンゴの皮むきコンクール
子どもたちの包丁の手さばきも見事
リンゴの皮むき、だれが一番長いかな?
恒例の山の家冬の路上ライブが始まった
北海道の長い冬の夜、子どもたちは思い思いの遊びに興じた
子どもたちが楽しみにしていた10回目の
<おもいっきり冬休み>第1日目、
山の家の夜が更ける。


2015年12月20日日曜日

福島と札幌の人形劇団がジョイント公演、そしてシンポジウムも。


やまびこ座・こぐま座 福島県への継続文化支援活動
福島人形劇団・札幌人形劇団のジョイント公演&シンポジウム
《福島のいまを考える》

赤いトマト.jpg

 やまびこ座・こぐま座では東日本大震災以降、被災地への支援活動を行っています。今回は、活動を通して知り合った福島の人形劇団「赤いトマト」をゲストにお招きし、支援活動にご協力いただいた札幌の人形劇団とのジョイント公演を行います。人形劇公演とともに、福島でのコーディネーターの方々などによるシンポジウムも実施。「福島のいま」をテーマに、現状やこれからを話し合う機会になればと思います。今回の収益は、被災地支援活動に役立てます。ご協力お願い致します。

【日時】12月23日(水・祝) 午後1時30分開演
【演目】人形劇「太郎と花子のものがたり」
         「じっちさんのいうことにまちがいはない」
    赤いトマト:福島県人形劇団)、
    「ゆらゆらばしのうえで」(ブルスタ:札幌人形劇団)、
    「じごくのそうべえ」(ばおばぶ:札幌人形劇団)
【料金】3歳以上500円
※15:00頃からシンポジウムを行います。参加無料。

2015年12月14日月曜日

「自給のむら」で福島の子らの保養

 豊富町でチーズとアイスの工房「レティエ」を営む、
酪農家の久世薫嗣さんが、福島などの子どもたちの保
養プロジェクトを始めた。

 核廃棄物施設の誘致に反対する道北連絡協議会の代
表委員も務める久世さんは、昨秋から闘病生活の毎日。
「残りの人生は未来につながることをしたい」と、同
町内の空き家を取得し、「自給のむら」づくりを進め
ている。
 詳しくは、北海道新聞の大西さんの記事を。
久世薫嗣さん


2015年12月13日日曜日

苦節4年、原木しいたけ、狂い咲き!

4〜50cmの積雪のあと、
雨が降る「へんな天気」。
それが功を奏したのか、
鳴かず飛ばずだったほだ木から
しいたけがニョキニョキ。
どれも大きく立派に成長。
早速、バター炒め。
うまい!


山の神、祈願式。

暖気で雨が降り、
だいぶ雪が融けた山の家。
今日12月12日は山の神様の日。

お酒とお米、塩、尾頭付きのソイ、
白菜と大根をお供えして、祈願式。

林業経験のある大口さんが
カラマツにお酒をかけ、
山の神様に感謝し、
みんなの安全を祈る祈願式を
取り仕切った。

山の神様、ありがとうございます。
近所の子どもたちも参加。
祈願する辰田理事長

2015年12月7日月曜日

<おもいっきり冬休み>まで、あと2週間

本格的な冬到来の山の家。
除雪車もフル回転。

10回目の福島の子どもたちの保養プログラム
「おもいっきり冬休みin北海道」まで
1カ月を切った。

再来週23日には、あの子どもたちがやってくる。
静かな山の家が一気に喧噪の坩堝(るつぼ)に
様変わり。

真っ白いパウダースノーも子どもたちを
歓迎してくれるだろう。

先週末の3日間、
黒田さん、池上さんが
野田さんの応援を得て
フレンドハウス窓のビニール張りをしてくれた。

子どもたちを迎える準備が
少しずつ進んでいく。

今回初めて参加する子もいる。
どんなヤンチャを発揮するか、
大いに楽しみだ。

フレンドハウス前の雪
連日、除雪車もフル回転
ていねいに張られた窓のビニール

2015年12月6日日曜日

12月12日に<山の神さま祈願式>を開催します。


12月12日は山の神さまの日

山の家では、12日15時~
山の神さま祈願式を行います。

(木を切ることは)森の命をいただくこと、
そして、今年1年ケガもなく、
無事に活動ができたことを
感謝するとともに、
来年も安全に活動できるよう、お祈りします。

終わったあとは、鍋をかこんでの懇親会。
よかったら参加してください。

山の家のカラマツ林

2015年12月5日土曜日

第21回「福島県県民健康調査検討委員会」で報告された甲状腺がん


11月30日、
第21回「福島県県民健康調査検討委員会」が開催され、
甲状腺がんの発症、手術の状況が報告された。

*****
<第1巡目の調査>
「悪性ないし悪性疑い」=114名
「手術済み」=101名
「手術済み、悪性再確認」=100名
「手術済み、良性確認」=1名
「手術待ち」=13名

<第2巡目調査>
「悪性ないし悪性疑い(手術適用者)」=39名
「手術済み」=15名
「手術済み、悪性再確認」=15名
「手術済み、良性確認」=0名
「手術待ち」=24名

そして、以下のことが報告された。

1、一巡目調査と二巡目調査を併せて、甲状腺結節性の病気が1,993名(前回より185名増)確認されました。

2、その内の153名が「悪性ないし悪性疑い」とされ、手術適用のがんと認定されました。

3、さらにその内の116名が手術を受け、そのうち1名は良性腫瘍でしたが115名が悪性腫瘍だと最終鑑別されました。

4、手術には「過剰治療」や「誤診」はありません(前回報告踏襲)

5、受診率がさらに低下しています
事故時16~18歳の年齢層では、23年度74.1%→24年度62.9%→25年度35.4%→26年度24.1%、と推移してます。

6、二巡目の「悪性ないし悪性疑い(手術適用者)」=計39名の殆どが、一巡目では問題無しでした
・一巡目A1(所見なし)の19名が、二巡目で「悪性ないし悪性疑い(手術適用者)」に
・一巡目A2(結節5mm未満もしくはのう胞20mm未満)の18名が、二巡目で「悪性ないし悪性疑い(手術適用者)」に
・一巡目B(結節5mm以上もしくはのう胞20mm以上など2次検査対象者)の2名が、二巡目「悪性ないし悪性疑い(手術適用者)」に

7、二巡目「悪性ないし悪性疑い(手術適用者)」=39名の住民票自治体別内訳
浪江町(2)
南相馬市(3)
伊達市(7)
田村市(2)
大熊町(1)
福島市(8)
二本松市(1)
本宮市(2)
郡山市(10)
桑折町(1)
白河市(1)
いわき市(1)
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計(39)


冬の山仕事は薪割り

積雪で山の仕事も限られてきたが、
3日前から薪割りを始めた。

昨年伐採し玉切りして保管していた木。
電動薪割り機で割っていく。

順調に薪が積まれていくが、
この薪をどう使うかは決まっていない。

来年は、山の家に薪ストーブを設置しよう。




2015年12月1日火曜日

雪景色のワインぶどう畑

例年より早い積雪で、
雪景色に変わった余市町登地区。
ワインぶどうの生産量は全国一。

剪定が終わった畑も多いが、
この畑はまだ終わっていない。
剪定に精を出す黒い点が三つ。

剪定が終わると枝をおろして、
春を待つ。