2013年11月29日金曜日

野菜トラック便こぼれ話


那須塩原の荷下ろし場所は
西那須野幼稚園の駐車場。

その目と鼻の先にある西那須野教会の牧師先生も、
今回野菜を注文された。

牧師先生はなんと余市町の出身。
トラック便の「余市のりんご」の段ボールをみて
とても懐かしかったとおっしゃっていたそうだ。

子どもの頃、親戚の方が
余市でりんごを育てておられて、
強風の後などりんごが落ちてしまったものを
お母さんと一緒に一里くらいの距離を
リヤカーを押して取りにいったと
懐かしそうに話されていたそうだ。

来年秋のNHK朝の連続ドラマは
余市のニッカウイスキーの竹鶴さんご夫婦が
主役になる。

牧師先生は子どものころ、
竹鶴さんの自宅の前で
クリスマスにキャロリングで歌ったこともあるという。

2013年11月28日木曜日

川俣町でお茶会があります


「みみすまお茶会in川俣町」

12月2日(月)10時から3時まで
仁井町会館
(伊達郡川俣町字仁井町13番地付近、八坂神社隣接の集会所です)
入場無料

大小様々な種類の松ぼっくり、切りたての木片などが届きました。
当日は、北海道野菜とりんご、愛媛県みかん、有機米のぽん菓子などを用意しております。
お昼を跨ぎますので、お弁当は各自ご用意ください。


【協力  】みみすまプロジェクト、受け入れ全国、愛媛県後畠みかん園+西森みかん園、いのちむすびば、上伊那お使いプロジェクト、種まきの会、福島の子どもたちを守る会•北海道ほか…
(11月28日現在)

【後援  】 川俣町、川俣町教育委員会、川俣町議会、川俣町社会福祉協議会、川俣町青少年育成協議会、福島民友川俣支局

【問い合わせ先】今泉まで
hand.to.hand.project.kawamata@gmail.com

今週末に避難保養相談会


うけいれ全国の早尾からのメールを転載。
私は今回は山の家で留守番。
「山の家」の案内チラシを
持っていってもらいます。

 *******
 西郷村と郡山市での相談会が、いよいよこの週末に迫ってきました。
 たくさんの団体が全国から集まるとともに、地元の方々との交流が楽しみです。

 最新の参加団体一覧を下につけます。
 宣伝にご協力ください。くちコミのちからは大きいです。


【日時・場所】

 11月30日(土) 福島県西白河郡西郷村
 13:00-17:00
 会場:西郷村商工会館
    福島県西白河郡西郷村大字熊倉字折口原69-3
 主催:311受入全国協議会(愛称:うけいれ全国)
 後援:西郷村
    西郷村議会放射能対策特別委員会
    西郷村教育委員会
    西郷村社会福祉協議会

 12月1日(日) 福島県郡山市
 10:00-15:00
 会場:郡山教組会館 2F会議室
    福島県郡山市桑野2丁目33-9
 主催:311受入全国協議会(愛称:うけいれ全国)
 協力:3a!郡山 と お母さんたち有志


【ブース参加団体】

札幌むすびば(北海道)
浄土真宗本願寺派北海道教区教務所(北海道)
大沼・駒ヶ岳ふるさとづくりセンター(北海道)
福島の子どもたちを守る会・北海道(北海道)
生活クラブ生協・札幌(北海道)=30日のみ
毎週末山形(山形)
森の遊学舎(南会津)
りょうぜん里山がっこう(伊達)
福島こども保養プロジェクト@練馬(東京)=1日のみ
リフレッシュ!@かながわ(神奈川)
ワンネススクール(石川)
いのち・むすびば(山梨)
まつもと子ども留学基金(長野)
愛チカラ(愛知)
ふくしまいせしまの会(三重)
とっとり震災支援連絡協議会(鳥取)=1日のみ
福島の子どもたち香川へおいでプロジェクト(香川)

みみすま・こころとからだの相談室
快医学・手当て隊
子育てお悩みなんでも相談デスク=30日のみ


2013年11月27日水曜日

再び雪景色

昨夜から降り続いた雪で
山の家は再び、雪景色に。
10cmは積もったろうか。



小樽も吹雪

2013年11月23日土曜日

会津のねぎそばにビックリ仰天!



会津若松駅の近くのそば御膳。
名物といわれる「ネギそば」を注文したところ、
どんぶりの上にネギが丸ごと1本載ったそばが来た。

箸と薬味を兼ねたネギだという。
ところが、1本のネギでは
うまくそばをすくえないから、
結局はネギをかじりながら
お箸で食べた。

それにしても、
ねぎをかじって食べたのは
生まれて初めて。

味は?
「う〜ん・・・???」

『ネギのように細く長く、白髪の生えるまで生きる』
という縁起担ぎから、この地方の昔から祝い事などの席で
行われたのが始まりという。

野菜トラック11月便〜その5

21日、郡山の荷下ろしを終えて会津若松へ。
郡山JCから磐越道に入る。

いくつかのトンネルを抜けると雪景色だった。

同じ福島でも、
中通りと会津地方では
こんなに違うのか。

















札幌に避難する人の荷物を積込んだあと、
お昼を食べにそば屋に向かった。


《北海道〜福島》野菜トラック11月便〜その4(秘境の温泉)

今回は帰りの便で
避難者の引っ越し荷物の搬送があったので、
泊まることにした。

宿泊先は
9月に山の家に滞在したNさん(那須塩原)が
紹介してくれた奥那須の北温泉

「ものすごく古い温泉宿です。
外に源泉掛け流しのプールが
あるくらいの湯量です。
わりと最近『テルマエ・ロマエ』
という映画のロケ地になっています」(Nさん)

東北道の黒磯板室ICから奥那須へ。
車でどんどん登るがなかなか着かない。
明日の郡山の荷下ろしは9時なので、
まずい選択だったかと後悔。

人家もない真っ暗な道を走って行くと
ようやく北温泉の駐車場に出た。

ところが、宿までは
そこから山道を400m歩かなくてはならない。
これぞまさしく秘境中の秘境の温泉!

ようやく着いた。
明治・大正・昭和に建てられて3つの建物、
さすがに古いが落ち着く。
囲炉裏のある部屋での夕食・・・
満足度120%。
今度はゆっくり泊まりに来たい。

天狗の湯(この温泉は天狗が開いたとの謂れから)

湯量がすごい

朝起きたら、真っ白

駐車場までチェーンをまいた軽トラに乗せてもらう

急な坂もなんとか登って行く

1名は荷台に乗って・・・


古い建物と温泉プール





《北海道〜福島》野菜トラック11月便〜その3

順調かと思ったら、
そうは問屋がおろさない。

那須塩原での荷下ろしを終えて、
再び高速に乗って走っていると
携帯電話が鳴る。
那須のOさんから。

ホウレンソウの箱、積み忘れている!

大変だ、明日の郡山の分だ。
戻るにももう、高速に乗ってしまった!

Oさんたちがいろいろと相談してくれて、
私たちの宿泊先の最寄りのインターチェンジに
翌朝、Iさんが届けてくれることになった。

翌朝、ホウレンソウと無事合流。
その時のIさんの差し入れのパンがおいしかった!
ごちそうさまでした。

《北海道〜福島》野菜トラック11月便〜その2

八戸港に午前4時45分到着し、いつもどおり
八戸道から東北道へと高速道路に乗る。

ところが岩手県に入ったとたん、雪。

青森・岩手の山間部は雪マーク(高速SA)





















東北ももう冬なのかと思いきや、
福島県に入るとまだまだ秋晴れの気配。

相馬には予定通り10時30分到着。
荷下ろしが終わらないうちに
お客さんが集まりはじめる。

次の目的地、川俣へ着く前に
相馬の古宇田さんから電話が入り、
完売しましたとのこと。
相馬〜福島間は峠を越える難所だが、紅葉がきれいだ
















その後は、川俣、福島、二本松と順調で
この日の最終地点、
那須塩原には予定の時刻16時30分に到着。


《北海道〜福島》野菜トラック11月便〜その1

今年最後の野菜トラック便、
19日早朝、あいの里の本部を出発。

午前8時に山の家に到着し、
前日に運び込まれた
白菜・キャベツ各74個・りんご18箱を積込む。

白菜・キャベツは
安斎由紀子さん(余市・安斎農園)が
ニセコ道の駅から買い込んで来たもの。

りんごも安斎さんがJAよいちから仕入れてくれた。
JAが奮発してくれて、
箱の中身は全部「秀」という。

その他、米180kgやにんにくなどを
仁木や赤井川の農家から買い込み、
恵庭の余湖農園に着いたのは午後4時。

今回もトラックいっぱいの量になった。



相次ぐ非難移住

留守中に
以前山の家に滞在したFさんから
電話があったそうだ。

札幌への移住を決意した。
年明け早々に山の家に滞在したい。

9月末、Fさんは避難先の留寿都から
5歳の女の子と2カ月の赤ちゃんを連れて
ここにやってきた。


もう一人、
仙台在住の独身女性。

昨年11月に山の家に滞在し、
スキー場の働き口を探した。

夏は富良野のお花畑、冬は大雪のスキー場で
避難をかねて働いてきたTさん。

来年からは臨時ではなく、
その富良野のお花畑に就職が決まったそうだ。
よかった、よかった!

新しい事業モデル?

《北海道〜福島》野菜トラック便は
いつも荷台を空にして、
帰ってくる。

1度は南会津の蔵元から1升ビンを仕入れ
積んで帰って来たが、
トラックいっぱいにして
持って帰ってくるほどには
量は売れない。

ところが、今回は
4号機の核燃料棒取り出しが始まったことから
年明け早々に避難を決めた方の
引っ越し荷物を運んでくることになった。

母子避難者の荷物を運ぶには
2トン車がちょうどいい。





















昨日、引っ越し先の高層住宅11階に
札幌恊働福祉会本部のみなさんの協力を得て、
荷物をすべて運び込んだ。

北海道の野菜を届けて、
帰りは避難者の荷物を運んでくる
----- 今後も使える事業モデルになりそう。



久しぶりの山の家

11月の《北海道〜福島》野菜トラック便、
無事に終わり、
久しぶりの山の家。

積もった雪も屋根の下など
一部を除き、すっかり融けている。

来る途中、余市に入ってすぐの国道5号沿いにある
海産物のお店「イリマス屋」に寄った。

奥から「いっらっしゃい」の声!
山の家に避難しているSさんだ。
3日前からこの店で働いている。

今晩のおかずは何にするかな?
ホッケの開き3枚(1,000円)を買って、
帰って来た。
なれた手つき(?)でホッケを詰めてくれた



2013年11月18日月曜日

恵庭の野菜直売所「かのな」


恵庭の道の駅に併設されている野菜直売所「かのな」は
昨日が営業の最終日だった。

開店の9時を過ぎたところで
出かけてみると、
すでにお客さんでいっぱい。

4カ所のレジにお客さんの長蛇の列。

品揃え!価格!新鮮!
〜3拍子そろった直売が人気の秘密か。

いや、生産者との近さが大きい。

わが《北海道〜福島》野菜トラック便は
明後日出発!
一番奥がレジ、店内いっぱいに行列ができた。 

先月も野菜トラック便にたくさんの礼状をいただいた。

2013年11月16日土曜日

藤田さんの被災地(伊豆大島)報告〜追伸〜


おはようございます。
昨日6日間の伊豆大島での活動を終え、
大島出身の方に大島を少し見させて頂きました。

三原山! 
噴火した山。

今まで活動して来た地区を
三原山から見た風景は、
涙が止まりませんでした!

山が崩れる予知さえ出来てたら
こんな災害がなかったのに。

早く早く!大島の復興を願っています。
大島の皆様、頑張れ・笑顔になってください。

昼前にジェット船で竹芝桟橋へ。
浜松町から東京駅~仙台駅。
仙台で一泊して!
仙台から石巻市に向かう途中です。




2013年11月14日木曜日

藤田さんからの被災地(伊豆大島)報告〜最終回〜


今日が、伊豆大島災害復興支援ボランティア活動の最終日!

朝9時朝礼・挨拶。
その後マッチング!

マッチングとは、
例えば一軒の現場に5人必要な時に、
そこの現場に行きたいボランティアさんが手を上げて
人数を確保することです。

自分達は4人のチームで
2軒の現場をもち、
風呂場・トイレに入り込んだ泥・土の除去作業。

あと、現場の鉄くず・流木を
トラックに積み込む作業も行いました。
2回ほど2トンダンプの運転もおこないました。

昼休みはボランティアセンターで休憩をとり、
昼から参加するボランティアのマッチングがありました。
マッチングは毎日2回あります。

午後からは午前中の現場を仕上げて、
人手が足りない現場に。

そこでは、泥だし作業のあと、
畳を綺麗に元の位置に戻す作業を行いました。

これで、今回の伊豆大島活動終了でした。

2日前からテレビ取材・新聞記者が増えてました。
気づけば、土曜日で災害から1ヶ月でした。

今回の災害地の活動で、
人との向き合い方が、
少しは…勉強できたかな〜て・・・。

まだまだ復興には時間がかかります!
できたらまた、伊豆大島活動に参加したいです。

まだまだ心残りの作業の出来具合で
残念でたまりません!

朝礼

マッチングをしているところ
















作業終了後、機材を洗浄して返却































藤田さん、
1週間、本当にお疲れさまでした。

まだまだ、
やることがたくさんある中での活動終了で、
残念でしょうが、
単独での支援活動ではないので、
仕方ないですね。

ゆっくり休んで、疲れをとってください。
といっても、明日は船に乗って、
竹芝桟橋へ。

それから新幹線で仙台、
そして石巻ですね。
道中、気をつけて!

山の家は積雪20cmですが、
今日から気温が上がっているので、
なんとか雪は溶けそうです。(T)

2013年11月13日水曜日

藤田さんからの被災地(伊豆大島)報告〜6〜


5日目の活動報告。

今日も昨日と同じ現場。
昨日除去作業をした木を
トラックに積み込み。

他に、清掃作業・泥だし作業をしました。
午後は、旅館横の流木の除去作業です。

もう少しで災害から1ヶ月経ちますが、
まだまだ人手が足りない状況です。

今日のボランティア人数は200人。
平日はいつもこのくらい。

土日祝日になると400人に膨らみますが、
平日のボランティア人数では、
復興はいつになるのだろうと
思ってしまいます。

犬たちのお水も凍っている

今朝の玄関の温度は零下4℃。
この時期にしては、寒すぎる!

毎日、犬の世話をしてくれているSさん。
朝起きたら、お湯を持って、犬小屋へ。

凍り付いた犬小屋のカギに
お湯をかけて溶かす。

小屋の中の水を入れたステンレス容器も
凍っている。

お湯をかけて溶かし、
水を入れ直して、
チャッキーとサクラにあげる。

お散歩もサクラはすっかり
雪で脚が埋まってしまうそう。

でも、サクラは楽しそうに
雪とたわむれている。



いつも元気いっぱいのサクラ

藤田さんからの被災地(伊豆大島)報告5


4日目の活動報告。

昨日と同じ現場で
民家側の泥だし作業、
細かい土の除去作業を
おこないました。

午後からは、木の除去作業。
3.11から石巻に入って活動していた日本財団の方の
作業の助手をさせて頂きました。

活動終了後、
役所駐車場から山の写真を撮った後、
山の近くまで。

山が何本もの筋になっていて、
土石流になったのが確認できました。
それが、民家がある側に、、涙!

宿泊に戻る途中の海岸沿いで夕陽を撮影。





2013年11月12日火曜日

すっかり雪景色

昨日、今日と札幌にも雪が積もったが、
道路の雪は、昼には溶けていた。

ところが、冷水峠の山の家は
もうすっかり雪景色。

積雪量は20cmを超えている。
このまま根雪になるのだろうか。




藤田さんからの被災地(伊豆大島)報告4


今日、活動3日目の朝。
昨日の天気が嘘のように快晴。
大島社協のそばにある役所に
国土交通省の衛星電波車⁈

今日も昨日と一緒の現場(民家&旅館)でした。
泥だし・土嚢作り。



民家の裏側から
雨が降った時、土石流の恐れがあるため、
泥だし作業ひとまず中断して、
用水路に流れる様に土嚢で
水路を作りました。

土嚢が足りず大島の海辺にあるプールまで移動。


海辺にあるプールの前に溜まっている砂で
土嚢を6人くらいで200個位はつくったかな〜!


午後からは現場に戻り、

土嚢を積む作業!

現場の近くから山の方を見て
あんな山から土砂崩れがあったんだ!
とあらためて思いました。


午前・午後と同じ作業でした。
日没が早くなりその為、
今までは16時終了が15時終了にかわりました。


平日は、活動ボランティアが足りない状況が感じとれました。
もっと頑張りたいと思います。




2013年11月11日月曜日

藤田さんからの被災地(伊豆大島)報告3(11月10日)


今日の大島の活動2日目!
朝から曇り空の天気。社協に行き一軒目の活動場所に。
午後から雨・風が強くなる中!
4時まで泥だし作業を、、長靴・着ている服・全部びしょ濡れ。汗。
帰ってからお風呂に入り体を洗っている時!
真っ暗に⁈
あれ⁈停電⁈
2〜3分くらいで復旧しました。
始めて懐中電灯と一緒にお風呂入りました。
爆笑。
今も!雷・風・猛烈の雨!
食事場所までは遠く…少し雨が落ち着くまで待機。

2013年11月10日日曜日

藤田さんからの被災地(伊豆大島)報告2

11月9日、
今日から活動開始しました。
午前中は石灰を床下にまく作業を。
午後から泥だし作業をしました。
酷い所はまだまだ悲惨な地域も、、出来る限り。
皆様の為、頑張りたいと思います。




藤田さんからの被災地(伊豆大島)報告1


11月8日、
昼頃浜松町に到着。
浜松町から竹芝桟橋まで歩き、
14時の船、伊豆大島行きに乗船。
16時頃現場に入りました。
被災現場を見させていただきました!
明日から本格的活動に入ります。