2013年3月24日日曜日

いわき&那須塩原相談会(5)


那須塩原相談会その2

北海道のブースには、9組の家族が来られました。
大田原市、日光市、那須町、塩谷町と
那須塩原市の近隣地区からの来場者が多く、
栃木県北部が広範囲に汚染されていることを物語っていました。


相談者からは
「支援してくれる人がいるということがわかり、心強い」と言ってくれる人、
一方で、
「もっと線量の高い福島を優先しろ」と夫に言われ、
遠慮しながら来た人もいました。

実際、
「福島ではないけど、参加していいんですか」
と聞かれる方もいました。

いままで障がいのために保養に参加できなかった
広汎性発達障害の子(小1)を札幌協働福祉会の春休みキャンプにつなぎ、
参加決定しました。

今回の2カ所の相談会を終えて、
全国の受入れ団体のパートナーとなる
被災地側、送り出し側のネットワーク化が
見えてきたことは大きな収穫です。

そして、福島県内では声もあげれない状況があるなかで、
県境の栃木や宮城等周辺部から声をあげることがそうした人々を励ますことになり、
不安や心配を顕在化させることにもつながることを確認できたという点で意義ある相談会でした。(完)

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