2015年11月12日木曜日

子どもをどう救うかの課題が浮き彫りとなった保養相談会

3.11から5年目の冬休みに向けて、
保養相談会が
11月7日相馬市、8日郡山市で
開催された。

最近の福島の状況は、
 悲しくなるほど「安全・安心」
 「心の除染」キャンペーンが盛んで、
 ますます『心配』という言葉を
 口に出すことができなくなってきました。

そんな言葉を裏付けるように
相馬の相談会は
どこのブースも
閑散とした状況。

相馬は中通りとくらべても
線量が比較的低いことと
子どもたちの健康を守るために活動する団体が
皆無ということが大きい。

郡山の会場の方はまだ
たくさんの来場者があったが、
(事務局の集計では約100家族)
トイレに行く暇もなかった昨年までが
ウソのよう。

危機感が薄い状況のなかで
私たちの保養受け入れの活動のあり方も
問われている。

沖縄・球美の里で保養受入活動を行っている
カメラマン・広河隆一さんの
「避難保養でなくていい。
 理由は何であれ、
 子どもたちをここから引き離すことが大事」
という言葉が印象に残った。

人もまばらな相馬相談会(7日)
「おもいっきり冬休み」への参加希望が多かったが、
相談会前に定員に達し、お断りせざるをえなかった。
(郡山相談会)





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